【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです154【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2024/03/19(Tue) 23:58:27 ID:99a9d46c
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『最近SAN値が回復してきたらしい戦史の研究さんのネタだ』
『どうも、金床鉄槌の金床的な拘束部隊、言い換えれば足止・防衛を行うタンク・ブロッカー的なロールは』
『現代戦、特に攻勢作戦においては不適応らしい』
『Mtgで言えば、コントロールはブロッカーではなく除去で行う感じに近い』
『あるいは、「タンク」は挑発盾兵ではなく、狙撃で足止めするスナイパーにやらせるべき、的な』
ttps://twitter.com/noitarepootra/status/1767175335781843116?t=sUTPebk7FuHGpH8KI7kbbw&s=19
(引用開始)
ソ連軍事思想史で興味深いのが『拘束部隊』という計画割り当てをWW2で事実上棄却したこと。
敵戦力をある程度その場に縛り付けて友軍主攻の方にいかせないことを役割とする、
これを拘束と呼び世界中の軍で共通しているしタスク概念としてはソ連も持ち続けた。
問題は実戦でどう適用するかにある。(続
古代より拘束のタスクを用いる戦術は実績があり当時は重装備の歩兵が多くの場合拘束を正面でし、
騎兵が側背面に回り込む方式が広く使われた。鎚と鉄床戦術とも呼ばれる。
初期赤軍では強力な兵器の突撃力を集中させる「打撃部隊」とそれ以外で敵を引き付ける「拘束部隊」とし現代化していた。
縦深作戦の概念的発展のために縦深突破する打撃部隊は有用に思われ、
1930年代の教範類や1936年赤軍野外教令などでもこれは取り込まれている。
日本で有名なのはここまでの話だと思われる。
これを持ってソ連はドイツとの大戦に臨み、そして欠陥が現場で顕わになった。
拘束のタスクは確固として存在していた。
しかし実際の作戦計画で「拘束部隊」というのを事前に割り当てるとに問題があった。
例えば敵の実際の配置が不明だったり、計画時の想定と実際は違っていた場合、
その拘束部隊はチャンスが目の前にあるのに消極的な動きに終始することになりかねない。
更に現代戦では防御戦力は縦深に厚く散らばり、
特に予備部隊が編成され彼らは戦況に合わせて後ろから進発し敵攻撃部隊の要衝へと駆けつけることが当然となっていった。
この戦場では拘束部隊は攻勢作戦の発起時に敵戦線後ろの予備部隊を拘束することが極めて困難だと判明した。
結果、拘束を狙っていたとしても求められたのはその戦力が強力な攻撃を行うことだった。
最重要なのは、もし戦況が初期計画とは異なり、想定以上にその部隊の目の前の敵戦線が脆弱だと判明した場合、
迅速に成功を拡張する柔軟さがある方が良いこと。そのためには拘束部隊という割り当ては不適切だった
上述は要因の一部で、該当しない戦場もあっただろうが、
1942年に赤軍の(作戦的編制は)拘束部隊と打撃部隊の2分類計画をしなくなっていったこの変化は
1976年ソ連軍事用語辞典にも載っているがより良い書籍はラジエフスキー著『突破:WW2の経験』。
ソ連軍WW2戦史の突破理論研究の最高峰の書籍です(終
(引用終了)