968  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2024/02/11(Sun) 22:33:33 ID:3f7d421b

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『創作、あるいは神話的にはＴＳは割と古くからある』

『例えば輪廻転生を想定するならば、前世や来世が今生とは異なる性別であることは普通にあり得る』

『とはいえ、なろう転生のように前世の記憶を来世に持ち越すってことは基本無いか、あってもレアケースなわけで』

『ＴＳ転生してても、本人にはその自覚はないなんてことになる。その点ではＴＳだが、TS的な面白味はない』


『現代的なＴＳにより近いのは、変身もので、神魔の呪いや祝福等で生きてる間にTSしたなんて話はそれなりにある』

『ただ、Ｄ＆Ｄのウィザード秘術みたいに、人間が自分の力でＴＳしたって話はあんまりない』

『「秘術」「超能力」みたいな人間が全くの自力で使える異能は実の所新しいアイデアで』

『前近代社会で語られる異能は「神通力」、神魔の力を借りた信仰魔法（クレリック）がメインで』

『せいぜい神魔の力を技術的に利用する契約魔法（ウォーロック）が限度だった』


『幽霊などによる憑依についても、アンデッドを語る神話はあんまりないんで』

『これも新しいアイデアになる。神魔が神降ろし的に人間に憑依することは良くあるけどね』


『つまり、三大ＴＳのうち、古くから主流なのは変身であって、転生や憑依はほぼ無かった』

『またその変身にしても、神魔の気まぐれであって、人間が自力でTSしたくてするものでもなかった』

『実際、神魔には限らずとも、「TS病」などがそうであるように』

『変身TSは多くの場合本人の意志とは無関係に起きるとする創作が多い』