【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです152【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2024/02/07(Wed) 01:43:47 ID:992b63e5
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『こうした戦士階級と労働者階級の兵農分離は、マリウスの軍制改革から始まり』
『帝政ローマにおいて完成したと言える』
『「皇帝(インペラトール)」というのは軍事上の最高責任者、つまり意訳すれば「将軍」の意味だからね』
『日本の将軍が武家の棟梁であるのと同じく、ローマ皇帝は戦士階級の代表として労働者階級を支配・搾取し』
『引き換えに労働者階級を蛮族等から守り、食(職)と安全を保証する義務を負っていた』
『これは軍事上の安全保障に限らず、小麦法のような福祉も大体帝政期の産物だ』
『緑白黒の農耕共産制においては、実は福祉は存在しない』
『土地は平等分配されてるんだから、後は各自畑を耕して自活しろ、で済む。』
『だが「富める者は益々富む」で貧富の格差が拡大した帝政期においては、もはや自作農が自力で食っていくのは難しくなり』
『没落し失業した労働者階級(?)が大量発生してたんで、彼らを福祉で食わせなきゃならなくなったわけだ』
『実際の農場労働力は当初は農場奴隷が担っていたが、当時の奴隷って子供を残すのが難しかったらしく』
『また平和になり、戦争で奴隷を獲得するのが難しくなったことで』
『段々それこそ失業していた自由民を農奴化していく方向性になる』
『さて、このような戦士階級による労働者階級への支配と保護が同時平行するような社会制度は、Mtgにおいては緑白青において顕著だ』
『緑白青のバントは、労働者階級が戦士階級を支え、戦士階級が労働者階級を守る楽園的な階級社会だし』
『緑白青の斡旋屋一家は、ボディガードなどで労働者階級を守り、引き換えに協力を要求してくる戦士階級だからね』
『故に、農耕共産制の次の段階である、貧富の格差拡大による兵農分離ないしは福祉国家的な状態は、緑白青であると判断した』