【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです150【R-18】【技術開発】

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670  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2023/12/30(Sat) 01:44:51 ID:303cac96
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『そうそう!とはいえ、如何に不気味であろうが、実際問題量子テレポーテーション自体は既に実証されている』

『量子暗号みたいな応用すら既に考えられている』

『ただ、量子テレポーテーションは、「ランダムな文字列(暗号鍵)を共有する」に過ぎなかった』

『例えば二つ一組の量子的なコインを「エンタングメント」させる』

『そうすると、片方のコインが表ならば、もう片方は裏と言う風にコインを投げた(観測した)時の裏表が連動するようになる』

『その上で通信の送信者と受診者で二つ一組のコインを分け合って、コイン投げをする』

『【コインの裏表がどちらになるか決められるわけではない】が』

『自分の投げたコインの表ならば、相手のコインは裏だとわかる』

『このコイン投げの結果を暗号鍵として使えば良いわけだ』

『そうすれば、誰にも傍受されない絶対安全な暗号が作れる。あるいは傍受されたらエンタングメントが崩れるから、それで傍受がわかる』

『まあ、暗号文自体は光速以下の速度で普通に通信するしかないけどね』


『・・・さてここで』

『【コインの裏表をイカサマのように操作できる】とすれば、どうなる?』