【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです148【R-18】【技術開発】
950
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2023/11/23(Thu) 01:07:03 ID:6bc5494e
,ィ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヘ ):}
ー==¨:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヾ〈
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ
//:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:i:i∧i:i:i:i:}
/:i:i:i:i:i:i:i:\:i//:i:/: : |:i:i:i:ヘ
ー=':i:i:i:i:i:i:i:/<赱ヽ//:==‐l:i:i:i:i:}
厶イγv: : : : : : /'.:{::. : 赱ァ:i:i:iハ}
/ハ:i:{: :l : : : : : : : :/:::. : : ://:i:i{ '
¨ゝ。 : : : : :__ : : : : /´jハ{ヘ
∥∧: : ´ ̄_ ` : : :∧′
¨i:|:.: \ : : : : : /||
― 、zzz /'.l____ヽ__;ィ:.:| ¨
|: :l \ニニニニニニニ{
\ l /:、 \ニニニニニニ{
7 ` ノ }、 ヽニニニニニヽ ____
ゝィ'_ノ `< \¨¨¨´⌒ \
┌-、/ \ `゙< 、 /
」 \ >、 ¨¨¨ ――― ´
,\ ``'~、 /
/ ヽ、 ` ¨¨¨¨¨¨¨ ´
/\ \
. /: : : : :``~、 ヽ
. /: : : : : : : : : : ノ:\
/: :__ --‐‐:´ : : : \
':、: :ヽ : : : :ヽ; : : : : : : } : : : ヽ、
: :\: : : : : : :ヘ: : : : : : l: : : : :/ \
: : : : : : : : : : :.ヘ. . . . . l: : : :/: : : :ヽ
『例えば四大文明は、あえて砂漠地帯の大河沿岸で灌漑農業することで』
『雨が降らないから豊富な日射と、雨が降らないのに豊富な水と、上流から流れ込む肥料分を用いて』
『イネ科を大量に栽培させ、徴税した』
『イネ科はまあ生産性においては芋やら豆やらに劣るんだが』
・食用部分が地上に実るので、芋と違って隠して脱税しにくい
・豆と違って収穫期が短期間に一気に来るので、収穫量の監視がしやすい
・芋と違って食用部分が小さな粒状なので、升などで軽量しやすい
『など、徴税に適した利点があったために採用されたようだ』
『また、砂漠地帯の灌漑農業というのも、水路さえ管理・監視しておけば隠し田は作りにくいし』
『また大河沿岸だから、徴税した作物を首都に運ぶ時に大河を水上輸送路に使えて便利なんで』
『やはり徴税に適したシステムだと言える』
『つまり、農業生産そのものというよりは、投資と搾取に特化した秩序悪だったわけだね』
故にメソポタミア文明とかは長年の灌漑農業のせいで塩害が発生している模様。
『また大河沿岸ということは、大河やそれに繋がる海を水上交易路として利用できるってことでもあり』
『有り余るイネ科植物を交易して、各地の富を入手することもできたわけだ』
『これも一種の「汎用性特化型」かな?イネ徴税特化することで他の富も入手できるわけだ』
『白黒:封建貴族と、白青黒:大河文明の違いは、大河があるかどうかかな?』
『白青黒は農業と徴税と交易に大河と海を使えるんで、より広範囲から富を搾取できる』
『白黒:封建貴族は大河と海を使えないんで、富を搾取出来る範囲が小規模な封建領土に限定されてしまうわけだ』