【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです148【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2023/11/22(Wed) 00:14:28 ID:958c7813
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「秩序混沌軸において中立であるということは」
「社会的分業が進んだ農耕民ではなく、社会的分業が未分化な狩猟民でもないことを意味する」
「これも色々意味があり得るが、例えば交易民や遊牧民、あるいは自作農なんかもそうだね」
「実際、中立・善のエリュシオンも、真なる中立のアウトランズも、中立・悪のゲヘナも」
「交通の要所であり、交易が盛んな外方次元界となっている」
「農耕民における社会的分業の最たるものは、「地主と小作人の分離」だ」
「最初はみんな自作農だったとしても、農耕を続けていれば貧富の格差が開いて」
「やがて自らは農作業せず、農地を小作人に貸し出して不労所得を得る地主(上流階級)と」
「農地を地主から借りて小作料を支払う小作人(労働者階級)に分離していく」
「また地主はしばしば武装して戦士階級として軍事を担当するようになっていく」
「そのように階級が分かれていき、社会的分業が進むわけだね」
「裏返すと、農耕社会ではあっても、まだ地主と小作人が登場してない社会は」
「階級や社会的分業があまり進んでおらず、農耕民ではあるが秩序的(社会分業的)でないことになる」
「だから専業の戦士階級もいないんで、戦時には農民を徴兵したりする」
「その辺の自作農社会も秩序混沌軸における中立と言ってよいだろう」
「例えば、緑白のセレズニアやケイラメトラ、緑白黒のアブザンは、そのような中立的な自作農社会で徴兵制になっている」