21  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2023/11/03(Fri) 03:14:03 ID:e2428392
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「とはいえ、冒険者のように自分一人で行動している分には、思考時間でそこまで困ることはない」

「問題なのは、国家経営のように動かせる人員が増えた時だ」

「当然ながら、動かす人数が多ければ多いほど、指揮のために割かなきゃならない思考時間も増えていく」

「平たく言えば、書類の山が増殖する」



「とはいえ、書類の山はある意味贅沢な悩みでもある」

「そんだけ動かせる人員が多いってことだからね。捕食者系魔法少女のように」

「そして人員が多ければ、思考時間は大変だとしても、少なくとも自分で肉体労働する必要は薄れる」

「部下にやらせりゃ良いんだからね。肉体労働を部下に任せられる分、時短もできるだろう」

「ならばまあまず、戦闘含めた肉体労働を肩代わりしてくれる部下を増やすべきだろう。」

「思考時間を肩代わりしてくれる頭脳労働者を求めるにしても、その後の話だ」


「じゃあどうやって部下を増やすか？」

「剣術のような純粋な個人武力で出世して手下を増やしても良いが」

「魔法的な強制力を以て部下を増やすのはより確実だろう」

「心術で他人を仲間にしたり」

「死霊術でアンデッドを創ったり」

「召喚術で召喚獣を召喚したり」

「幻術で実体のある幻影を創ったり」

「変成術でゴーレムやホムンクルスを創ったりね」