【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです147【R-18】【技術開発】

レス数:1000 サイズ:1271.83 KiB 最終更新日:2023-11-03 00:36:58

657  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2023/10/28(Sat) 03:11:35 ID:6c844f08
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『第零神座はインド神話の世界で、不完全な不死の他に「苦行で力を得る」という世界法則がある』

『恐らく、その基本法則自体は後の神座宇宙にも引き継がれている』

『少なくとも第一神座はそうで、「苦行」を戒律という形で改良している』

『何しろ、第零神座では苦行に見返りがあるとは言っても、どんな能力を得るのかもわからないし』

『効果や発動条件すら自分ではわからなかったりするんだ』

『能力者が、自分の能力の効果や発動条件がわからないまま壊れた(死んだ)ケースすらある』

『また、苦行と言っても自分で内容を選べるものでもない。不死の呪いとかを自分で選んだわけでもないしね』

『不死の呪いや人間同士の争いなどの過酷な環境によって勝手に苦行が課されるし』

『また人類全体で言えば苦行に見返りがあるとはいえ、個々人で言えば苦行に見返りがある保証はない』

『淘汰圧(苦行)をかけて進化を促してる程度の話だからね』



『対して、戒律では「どんな苦行をするか?」を自分で設定できるし』

『少なくとも効果や発動条件は分かるようになっているし』

『戒律を設定できる者ならば、確実に能力という形で見返りはある』

但し、戒律を使えるのは真我に同調できる強者だけで、人類全員が戒律を使えるわけではない

『「苦行で力を得る」という基本部分には忠実に、かなり扱い易く改良してるわけだ』