【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです146【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2023/10/07(Sat) 00:40:25 ID:8f100846
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「アーディティヤ人類は、異星人を浄化し宇宙を征服したにも関わらず、迷走していた」
「宇宙中を探し回り、あらゆる異星人を倒して調べてもなお」
「結局アムリタの呪いの原因も解決策も、それらを教えてくれる神様も見つからなかったからだ」
「異星人を残らず倒した時の人類の感想は、勝利の歓喜ではなく」
「むしろ自分達を上回り、アムリタについて教えてくれる神様が居ないことへの嘆きだったくらいでね」
「じゃあどうするか?宇宙中を探し回っても神様が見つからないならば、神様を自分達で作る他なし」
「幸い、丁度よい神様のモデルは居た。「壊者」だ」
「肉体を喪い、幽霊状態で全身の幻肢痛に苦しみ続ける壊者たちだが」
「それでも曲がりなりにも永遠の時間がある。痛覚以外の五感も正常だし、思索の時間は十分取れたはずだ」
「彼らならば、ひょっとしたら肉体と有限の時間に縛られた生者では辿り着けない答えを知る「神様」に成れるかもしれない」
「実際、聖賢みたいに何某かの答えに行きついた壊者は居たわけだしね」
「ただ、生者に壊者は観測できない。宇宙を征服した人類でも観測できない未知だからこそ、期待も抱けたわけだがね」
「じゃあどうするか?永い時を過ごした壊者がどうなるか、コンピュータシミュレーションすれば良いよね?」
「まあ、少々論理飛躍もある無茶な方法だったが、これがなんと成功してしまう!」
「長らく迷走し続けた人類が、始めて辿り着けた真理の一端だった」