661  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2023/09/19(Tue) 01:30:14 ID:80dd12ed

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いや・・・正確に言えば、帝国軍は「中央集権」「指揮系統の統一」自体は達成していた。

但しその権力・指揮権限を握ってるのはデグ閣下ではない。

公的には皇帝陛下であり、実質的にはゼートゥーア閣下が権力・指揮権限を一手に握っている。

デグ閣下にとっては、帝国軍は自分の思い通りに動かない点においては、封建領主と大差ないわけだ。

帝国軍全体としてはまだ十分なリソースがあったとしても、

自分の思い通りに利用できないリソースならばあまり意味がない。


師匠スレで言えば、瀕死の祖国は比較的スムーズに国家運営出来たのに対し、

トラッククエスト８では苦戦してたのはその辺もあるだろう。

瀕死の祖国の主人公は弱小なれども中央集権国家の国王であったため、

国内の全リソースを使って富国強兵に邁進出来たのに対し、

トラッククエスト８のプレイヤーたちは権力者ではなく一個人に過ぎなかったため、

どれだけ優秀であっても国家のリソースは利用できなかったのだ。

逆に、議会や軍や経済界の中で権力を掌握した後は一気に歴史を動かせている。



物量戦においても、とどのつまりは資本主義。

自分個人で働くのではどれだけ優秀でも匹夫の勇。

他人を働かせてその上前を跳ねられる権力者こそが真の強者なのだ。

故に国家全体の富国強兵よりも、自分個人の権力掌握こそが重要になり得る。