723  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2023/08/09(Wed) 00:01:04 ID:b3ef0755

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『ああ、そして。アムリタの不死の呪いも、月島（ナラカ）さんに比べたらまだ生温いかも知れない』

『不死者たちは苦しんでいるが、その苦しみも何か大切なもの、譲れない心があればこそだ』

『だがナラカはその苦しみさえも過去設定として改変し、茶番に変えてしまう』

『真我は願いが叶うかどうかではなく、願うことそのものに価値を見出した、というのも、ナラカを考えれば頷ける話だ』

『普通、譬え願いは叶わずとも、願う心を抱く自由だけはある。願い叶わぬ無念すら、心ある証だ』

『だが、ナラカは願う心を持つ自由さえ認めない。願う心を消し去り、他の願いにすり替え、虚構に変えてしまう』

『そりゃ、むかつく話だ』


『あと、思い返すと、アヴェスターに他にも伏線があった』

・感情を食って力に変える鎧。マグサリオンの無限の感情（心）は食いつくせなかった。

・記憶を食って力に変える鎧。感情と違って記憶は有限であり、しかも感情の源なので、必ず食いつくせるし、心も確実に消える。

・神剣アフラマズダ「未来は過去の積み重ね」

『心の力そのものは無限だったとしても、心の力の源は有限な記憶ないしは過去の積み重ねであり』

『月島（ナラカ）さんのように、記憶や過去を食う者が心の力の天敵であることが示唆されている』

『この調子だと、過去の積み重ねでナラカを破ろうとした神剣アフラマズダはナラカに負けてたかもね』