【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです143【R-18】【技術開発】

レス数:1000 サイズ:1094.45 KiB 最終更新日:2023-08-13 04:20:50

564  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2023/08/05(Sat) 23:06:53 ID:42eeba32
514 名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2023/07/30(Sun) 15:19:39 ID:96656298 [13/23]
 【『この苦しみ溢れる世界にて、「人外に生まれ変わってよかった」』世界】技術

○P細胞:プレデター細胞。生物に寄生してプレデターにする。
生物の真核細胞に酷似した形状をしているが、その成分の大半はナノマシンで構成されている。
生物の体内に侵入すると、月面裏に存在するコントロールタワーから発信されるプロセスコードに沿って生物組織の再設計を行いながら増殖し、一定の量とエネルギーを確保した時点で、その生物を再構築して兵器とする。

・熱電発電機能:P細胞には熱を生み出し、さらにそれを利用して電力へと変換させる機能がある。
・接続反応:外部のP細胞と何らかの物理的接触が行われた場合、P細胞が反応して活性化する現象。この反応を利用することで、ペガサスはプレデターパーツが組み込まれている機械に触れただけで起動させることができる。

・プロセスコード:月面のコントロールタワーから送信される兵器としての命令
・個数制限:生物をプレデター化する場合、プロセスコードによる設計段階で生物内のP細胞の上限が決められており、その数まで増殖する。
欠損などにより減少した場合は再度分裂で上限までP細胞を増やそうとするが、捕食などによって上限を超えた場合の想定はされておらず、減らす機能は存在していない。
・人間への浸食:一億八千万年前は人間への浸食が禁じられており、『P細胞』が人間の体内に入り込んだ場合、即時自滅するように設計されていた。
しかし、人間の99%抹殺指令を受けたコントロールタワーがこれを目的への障害としてこのプログラムを破棄し、人間のプレデター改造を始める。
想定外使用であったため、「感染したことでプレデター化する前に人間が死ぬ」「生き残った13~18歳の少女がコントロールタワーの命令を聴かないペガサスになる」などの不具合を発生させた。

○プレデター(補足)
・脳:『P細胞』の主要目的は生物の兵器化である。そのため脳はニューロンリンクコントロール機能によって完全に支配下に置かれたあと、感情や自我を司る部分を停止させられる。
・捕食行為:重傷を負った『プレデター』が他の『プレデター』を捕食、『P細胞』を体内に取り込んで傷を再生させる。これは本来『P細胞』やコントロールタワーによる命令には無い行為であり、生物的生存本能から発展した機能だとされている
・進化:別個体を捕食して『P細胞』が設計段階で定められた固定数以上に増えた場合、なんらかの肉体変化が行なわれ、別の種へと進化する。これは、捕食行為でP細胞が上限を超えるという想定外行動(バグ)を、より上限の多いプレデターに変更することで安定化を図るためとされる
・自然分解機能:プレデター化した生物が生物的死亡した場合。P細胞金属質を含めた肉体を分解、無害な液体化させる。その液体はバクテリアの栄養となり、植物たちの成長を促進させる効果を持ち、捨てられた街が森林化した要因となっている。
・『遺骸』:生物的に絶命したプレデターは液体化してしまう中で、一部液体化せずに残った部分の呼称名。生物部位は完全に液体化し、残るのは主に金属部位(骨格や外殻など)、それには必ず『P細胞』が非活性化状態で存在する。遺骸を人間の手で加工し、部品化したものを『プレデターパーツ』と呼称する。プレデターが遺骸を捕食しても、P細胞の大半が溶けだしているため、生きたプレデターを捕食するほどのP細胞は得られない。

・小型種:全長が150cm以下の『プレデター』の総称
・中型種:全長151cm~399cmの『プレデター』の総称
・大型種:全長4メートル以上の『プレデター』の総称。日本では個体数が少なく、主に森の奥に生息しており、小型種を生み出す母体型が多く、攻撃性は少ないが放置すればするだけ『プレデター』の数を増やす。
・独立種:群れを形成せずに単独で活動する個体。活発に移動を行ない人間を発見しては殺戮する獰猛な性格をしている。単独行動を想定しているゆえか強力であり、ほぼ必ず〈固有性質スペシャル〉を保有している
・深海プレデター:海の中に生息する『プレデター』の総称。その種類、大きさ、能力は地上に比べて遙かに凶悪で、海は完全に『プレデター』の支配下に置かれている