190  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2023/05/26(Fri) 22:56:17 ID:b595cdf4
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『インド神話においては、神々も実のところあんまり不死でも無敵でもなく』

『神話的怪物や邪神（アスラ神族、阿修羅の源流）に割と負けて死んだりしている』

『神々の王とされるインドラですらね』

『故に、インド神話における不死は、神々ですら容易には手に入らない超越の証となっている』


『真にその辺無敵で不死で超越した神と言えるのは』

『シヴァ・ヴィシュヌ・ブラフマーの三柱程度だ』

『逆に言えば、インド神話はインドラあたりを主役とする英雄譚であり』

『シヴァ・ヴィシュヌ・ブラフマーの三柱は主役というよりは舞台装置的になってるけどね 』



『で、どう舞台装置になってるかと言えば、主だったものはブラフマーのやらかしで』

『神聖な苦行を積んだ邪神に対する褒美として』

『限定的な不死とか無敵性とかをプレゼントし 』

『それで邪神が神々をも越える力を得て神々を打ち倒し、世界の支配権を握る・・・ってイベントが何度も繰り返されている』

『まあそのあと、神々が不死や無敵性の細い弱点を突いて倒すわけだがね』