478  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2023/04/26(Wed) 01:22:33 ID:b5229410


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「反ミームについては、直接情報災害の魔法少女について認識する」

「あるいは情報災害の魔法少女が居ると信じてしまうと、反ミームによって記憶が消去されるが」

「半信半疑の「仮定」として、空想上のものとして考察する分には反ミームの影響を受けずに済む」

「仮に反ミームの魔法少女が存在したならば」

「仮に神眼が謎の魔法少女について調べて会議で報告したはずなのに、何度も忘れてしまっているとしたら」

「もしも仮にそんな魔法少女が存在するならば、どうやって対抗すれば良いか？」

「って具合にね」

「この仮定法は実際有効だった」

「そしてその上で、神眼は「仮想の魔法少女」に対して更なる対策を練った」

・ローマでも採用している定員方式。
　例えば魔法少女を一定人数集めて研修会を開いた場合、
　もしも仮想の魔法少女が存在するならば、
　参加者を一人ずつ読み上げても、なぜか一人だけ足りなくなるはずだ。
　→成功

・紅世の徒にも採用されてる暗号方式
　仮想の魔法少女について記載した記録は平文ならば反ミーム汚染を受けるが
　暗号化すれば反ミーム汚染を免れるんじゃないか？
　→失敗。但し裏返すと「暗号化してもダメ」という情報は入手できたし
　　暗号ですらない「適当に変換した文」は残った。

・空白方式
　研修会に参加した魔法少女についてメモを書けば
　仮想の魔法少女自体について記載したメモは反ミームで認識できなくなっても
　仮想の魔法少女とかかわりが深い魔法少女のメモには
　不自然な空白が多く生じるはずである
　→成功

「って具合にね」

「他にも空想上の仮想の魔法少女に対する対策って形式で」

「直接認識するとまずい、魔法で感知して信じるのもまずいって具合に」

「アウトな条件などの重要情報をメモに残し」

「何度も探っては反ミームで記憶を喪うループを繰り返しつつも」

「反ミームで記憶を消された後の未来の自分にメモを託したんだ」