【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです135【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2023/03/17(Fri) 23:29:50 ID:79582947
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『まず、cRPG、特に世界樹の迷宮は、僕のロール分類のイメージの中でかなり強いから』
『世界樹の迷宮の中に存在できないPullerという役割は見落としやすかった』
『Puller的な手法は、シド星のような戦略ゲーや、FEのような戦術ゲーでは割と良く使われる手だが』
『これは特定のロールがやる仕事ってよりは、「プレイヤースキル」の部類だった』
『原理上、どのロールでもPuller的な囮にすることは可能であり、ロールとPullerを結び付けて考えることができなかった』
『恐らく一番Pullerに気付きやすいのはTRPGで』
『TRPGでは別動隊を作って囮にすることも可能な上に、別動隊は主にスカウト的なロールが行うことが多かった』
『D&Dで言えばローグ、ソードワールドならシーフって具合にね』
『だからロールとPullerを関連付けて考えるならば、TRPGが一番可能性があったんだが・・・』
『TRPGではPuller的なロールに、Pullerではなく「スカウト」って名前が既に振られているからね』
『スカウト、言い換えれば「斥候」とか「偵察」という役割名に気を取られると』
『Puller(釣り)という役割は見えにくくなってしまうわけだ』
『そして、Pullerが存在できないcRPGにおいても、「スカウト」は存在できるからね』
『仮にスカウトもPullerもcRPGに存在できなければ』
『それらは「TRPGにはあってcRPGにはない欠落」として認識できたんだろうが』
『「スカウトはcRPGに存在できるが、Pullerは存在できない」という微妙さにより』
『欠落として認識することも困難だったわけだ』