【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです134【R-18】【技術開発】

レス数:1000 サイズ:1131.42 KiB 最終更新日:2023-03-14 19:40:54

729  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2023/02/23(Thu) 02:10:57 ID:cd631a9c

        ,へ、|| ̄|| /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_:..::.:\
       << \|  ,'/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._:.:.:.:.:.:._::.:.:.:\:.:.、ヽ
    ,. ――-`==V/:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ト- ヘ、:.:.:\:ヽ、
   /:.:,. -― ―ァこ}:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_,、:.: -ーヘ' \,.ヘ:.:.\:.:.:.:ヽ:.:\
.  /:.:/     /,〃ヾ ,' ´ヽ-― T r:ト、、:ヽ:.::V:.:`ヘ:.ヽ:.:.:.', :.:.:.|ヽ.:.:l
 /:./      ///|:.:.:.:/r'7-― T:.|:.:.:.:|:.! ';:.!:.:|、:.|:.:.:.:.:.|:.:.:.',:.:.:iヽ:.l !:.:.|
 |/      // ,'∧:.:.:|:.:.:.:.:.:.:!.:.:!:.|.:.:.//  |トムL」_:.:.}イ:.:.:.:.l:.:.:| |/ ,':.:.,'
 |:.i     // .i|',:.:.|:.:.|:.:.:./ /斗‐'Z   リr==、|!://|:.:.:.:ハ:.:'  /:.:./
 |:.:'、   //   | | ヽj:.:.:|.:.:.i'´ ,.r==         K:/:,'!:.:./ レ′/:.:./
 ヽ:.:\  L!  .| |   {ヽ、:.| ′     、    | Y/:./   ク/
  \:.:.\_ ,.┐L!   \|:.:.',        _ ,...   ノ:.:.:| '´    /
.    \:.:< ||     _!:.:.:ト、    ヽ..ノ  /、!:.:/
     r rr‐ィ' i , ァ   rii \:ヽ_`ト 、 .._,. '′ノ!:人
     UUノ  y'/    ,'| |   `ー |::::::::::::::/   〃  >、
     i  , ''" ,′  .∧l |     |::::::::::/     ,. '´,.-┤
     ト、  ,.イヽ、  | `| |     ト-v′   / ./  |
     l. \/::┌~ 、_ | |_,. -==! ム、_   / / ,. -‐┤
     | /::::::::::|    ` ー-、_,==H=、、゛シ ./ ,. "    ,'
      く:::::::::::::, |        ` `く!ト、_}ト、/r'´     |
      \::∠|         ,イ}|`ー'  |/    l

『また、「魔王」と呼ばれるこれまた大手配信冒険者さんも』

『主人公に執着している』

『まあ、主人公の魔法少女変身能力にはまだ気付いていないようだが』

『単純に、男姿の主人公の元恋人だったんだ。正確には元偽装恋人』


『この偽装恋人は、魔王さんにとっては男避けで、主人公にとってはいじめ避けだった』

『弟に嫉妬する兄の差し金でいじめを受けてたからね』

『「魔王」の彼氏になることで、いじめから守ってもらえるわけだ』



『なお、女性は伴侶となる男を見極める際に、少なくとも男よりは時間と手間をかけてチェックする』

『男としては出会って五分でセックスできるならする。種をばら撒いた方が適応的だからね』

『一方、女の方は種を厳選するし、また子育てを手伝ってくれる甲斐性があるかもチェックする』

(故にホモは出会って五分でとっかえひっかえセックスしまくるし、レズは比較的慎重に相手を選ぶ)

『つまり、最初が偽装恋人とか、許嫁とか、お見合い結婚とか形式的な交際だったとしても』

『必ずしも望みなしではない』

『そうして形式的にであれ付き合ううちに、チェックに合格していって愛を育むということは多々ある』

『少なくとも魔王様はそうで、偽装であれ恋人と過ごす内に主人公を愛するようになっていった』

『そして両想いになったはずだ、そう思っていた』


『あいにくと、主人公殿は祖父と兄からの人格否定教育を受けてるんで』

『自分に愛される価値があるなんて認識できない』

『だからいじめが終わったタイミングで、「今まで迷惑かけて悪かった」と別れ話を持ちだしたんだ』

『魔王様としてはどうだったと思う?』