【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです134【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2023/02/21(Tue) 21:28:31 ID:3ceacb59
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『まず、回りくどくて済まないが、そこに至った状況を説明しよう』
『王国の支配だけならまあ簡単だった。まずもってナザリックは王国よりも強い』
『周辺国との諜報外交関係を無視して良いならば、力づくで侵略すればそれで終わる』
『実際、不本意ではあるが、最終的にはそうなったしね』
『加えて、王国最高の頭脳であるラナー王女を寝返らせたのも大きい』
『疑いようがなく、疑ったところで王女というどうしようもない権威と、天才的頭脳を持った人間が』
『しかし王国を裏切って有能なスパイになって王国を内側から蚕食したら、止めようがないだろう?』
『まあこの時点で、遅かれ早かれ、属国化くらいはできただろう』
『問題はむしろ、王国を手に入れた後の話だ』
『王国は腐っている。仮想敵国としては腐敗は好ましいかもしれないが』
『王国がナザリック陣営加わった後に、腐敗で足手まといになったら面倒だろう?』
『だからと言って、使える有能な人材ごと王国をローラーするのも勿体ない』
『故に、腐った無能貴族を一か所にまとめて処分し』
『有能な貴族だけナザリック陣営に寝返らせていく、って諜報工作を行うことにした』
『八本指が担当したのは、そのうち主に「無能貴族を一か所にまとめておく」の方だ』
『無能貴族をおだてて、援助して、傀儡化し、「無能貴族派閥」を作らせようとしたんだ』
『後でまとめて粛清するために、塵取りにゴミを集めるようにね』
『だがこの無能貴族はガチで無能過ぎた!馬鹿過ぎて傀儡にすらならなかった!』
『何を思ったのか、魔導国(ナザリック)の輸送隊を襲撃しちゃったんだ!』