【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです126【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2022/10/17(Mon) 20:33:38 ID:66ff6197
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「とはいえ、元老院や貴族が無価値立ったかと言えばそうではない」
「共和政下においてはそうだったかもしれないが」
「帝政においてはむしろ欠くべからざる人材となっていた」
「共和政ローマは貴族同士の逆支配合戦で「船頭(貴族)多くして船山に上る」状態だったから」
「「船頭」を一人(皇帝)に一元化したわけだが」
「同時に、「船頭(皇帝)」と言えども本当に一人で政治を行えるわけではない」
「少なくとも官僚は必要だ」
「そして古代ローマは官僚育成用の大学教育を行えるほどの余裕はなかった」
「官僚は「自費で高等教育を受けられる金持ち」から募集する他なく」
「それはつまり「元老院」「貴族」が「皇帝の官僚団」になったということだ」
「また、貴族の逆支配も帝政においては正しく機能した」
「つまり、「皇帝が暴君と化したら元老院が逆支配して退場させる」んだ」
「暴君(人狼)が居ないのに逆支配(人狼ゲーム)をやってるからおかしくなるわけで」
「実際に暴君が居るならば、貴族の逆支配は正当なものになる」
「これは同時に、「暴君ならば逆支配するが」「賢帝ならば皇帝の存在を認める」ってことでもある」
「共和政時代は「暴君だろうが賢帝だろうがとにかく王はダメ!」って極端な潔癖症だったから、この点でも改善されたと言える」