【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです125【R-18】【技術開発】

レス数:1000 サイズ:885.94 KiB 最終更新日:2022-11-10 20:57:57

423  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2022/09/30(Fri) 20:33:22 ID:e0cfd6a4

┌------------------→-------------→未来 ←天階
└------------------←-----------┐
過去----------------→-----------┘←グラウンドゼロ


『時間そのものすら迷宮化を免れることはできない』

『まっすぐだった通路が迷宮化によって捻じ曲がるように』

『まっすぐだった時間が迷宮化によって折れ曲がり』

『未来の時間がグラウンドゼロの上に物理的的な階層となって積み重なっている』

『それが天階だ』


『時間が物理的な上下として存在しているから』

『未来人である天階の天使は、エレベーターで極めて物理的に「タイムスリップ」して』

『「過去」であるグラウンドゼロに介入できる』

『では、何のために過去に介入するのか?』

『それは再演大系やカルデアと同じ』

『過去の歴史が「汎人類史」たる天階へと繋がるように』

『歴史に「異変」があれば潰さなければならないのだ』


『例えば、天使たちはグラウンドゼロ人類の遠い未来の子孫である』

『必然的に、人類が絶滅するようなことがあれば、天使も滅びることになる』

『だが、過酷な迷宮の中で、人類が絶滅せずに居られるだろうか?』

『実際、天使たち視点では、人類は既に何度も絶滅している』

『そしてどうやらGMの推測は間違っていたらしい。人類はランダムポップするモンスターではなく』

『一度全滅すれば、リポップすることもなくそのまま絶滅する』

『祖先である人類が一度でも絶滅すれば、子孫である天使も一緒に絶滅することになる』

『天使としては困るよね?』

『だから天使は少なくとも人類が絶滅はしないように、守ってきた』

『人間が過酷な迷宮の中で絶滅せずに済んでいるのは、天使のお陰ってわけだ』