【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです116【R-18】【技術開発】

レス数:1000 サイズ:922.29 KiB 最終更新日:2022-05-22 00:19:27

640  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2022/05/17(Tue) 23:29:41 ID:3c1d10d1


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『中世において、「自由民」とは「武装した者」であったのが象徴的だろう』

『己を支配せんとする暴君(や侵略者)に対して、武器を持って立ち向かわなければ』

『「自由民」には成れなかったわけだ』

『この「武装権≒自由」と言う概念は、実際の所現在でも現役だ』

『ウクライナがロシアの侵略に武器を持って抗って自由を守り、国際社会もその自由を援護しているように』

『あるいは、タリバンに立ち向かわなかったアフガン人が自由を喪失し、国際社会もそれを追認しているようにね』

『自ら戦わない者のために、誰かが代わりに戦って自由を守ってくれるってことはない』

『なぜなら自由とは軍国平等だから。脱走兵を自由主義者≒軍国平等主義者は守らない』


『そして裏返せば、平和の中で自由は腐り果てる』

『暴君は平和主義者に対して自由を与えることはないし、自由主義者も平和主義者を助けない』

『そして戦争の必要性がなくなれば、戦争のために民主化する理由もなくなり』

『世の中は権威主義化していく』

『多くの場合は資本主義による平和権威化が進む』

『例えば冷戦期では、資本家は共産主義革命・共産主義国の侵略への恐怖から』

『労働者を革命を起こさないように懐柔し、またいざと言うときの兵士として優遇したが』

『冷戦が終わり、平和の中で共産主義の恐怖が消えれば、労働者≒兵士はもはや不要であり』

『故に労働者の冷遇≒権威主義化が始まるわけだ』

『あるいは、資本家の富を革命で平等分配できなくなった状態こそが、資本主義であり権威主義と言っても良いかな?』