136  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2022/05/11(Wed) 02:36:19 ID:9425e375


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『では、女性読者向けの作品はどうなるか？』

『まあ男である僕には理解しがたいものだから、ちゃんと理解できてるかは怪しいが』

『まあおそらく、本好きの下剋上のような感じになる』

『厳密には、本好きの下剋上の場合、マイン殿本人も技術開発やらでそれなりに「出世」してるし』

『だからまだしも男性読者である僕の理解の範疇にギリギリ入ってるんだが』

『貴族の養女になった辺りから、急に周囲がチヤホヤお姫様扱い特別扱いし始める』

『マイン殿はあくまで貴族の養女でしかなく、本物の貴族とも言えない上に』

『養父には本物の愛する我が子も居たのに』

『なぜか実子を切り捨ててまで養女に過ぎないマイン殿を養父は特別扱いし始める』

『周囲の「本物の貴族」も、なぜか「平民上がりの偽貴族」を「貴族の中の貴族」「お姫様の中のお姫様」扱いしている』

『別にそれに見合うほどの偉業を成し遂げたわけでもないのに、だ』

『あるいは偉業を成したところで、身内可愛さや貴族のプライドは偽貴族を崇めるほど安くはないだろう』


『終盤あたりで、「救国の聖女」になった後ならばわかる』

『だがそれ以前から、あたかも「将来救国の聖女になる」ことを見越したかのように、貴族からの崇拝が始まる』

『ないしは洗脳したように』