【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです115【R-18】【技術開発】

レス数:1000 サイズ:1047.2 KiB 最終更新日:2022-05-10 20:50:21

817  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2022/05/06(Fri) 03:00:41 ID:5829152e
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軍人王子としては、この時点で兄貴どころか、王家自体を半ば見限っていた。

王に相応しくないってのもそうだが、軍国平等の嵐が吹き荒れつつあったからだ。

王侯貴族は、戦う力(魔力)のない平民の代わりに戦うからこそ偉い。

だが、主人公殿が精霊技術を普及させたことで、

魔力のない(乏しい)平民でも、艦載機に乗って戦うくらいはできるようになった。

貴族の「騎士」しか戦力にならなかった時代に、「マスケット」が普及したわけだ。


・・・平民が自力で戦えるならば、もはや王侯貴族は不要だろう?

それこそ民主革命が起こったって不思議じゃない。

まして、国家国民を守るべき王家が自己保身のために国家国民を裏切っていたとあってはね。

それは王家どころか、貴族制全体への不信感へと繋がり、

王国は民主革命で自壊しかねない状態だった。

こうなると、軍人王子自身が革命を率いてコントロールするしかないと覚悟までしていたよ。

・・・現王が、孫に対して苛烈な処罰を避けようとするならば、ね。