192  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2022/01/14(Fri) 23:38:40 ID:7a949a15
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・雨どい：屋根から流れ落ちる水を受け止めて、一か所に捨てる排水設備。パイプなどができる前は竹を利用したらしい。


『建築文化は地域環境に応じて適応放散し、多様化していくだろう』

『例えば雨が多い場所では、流れ落ちる雨水が建物を傷めたりするので、排水機構が必要になる』

『そして竹を使った雨どいは、竹は日本ならば手に入りやすい材料なので合理的だろう』

『一方で、竹が自生していない地域では別の排水機構が必要になる』

『雨が降るかどうか？竹が生えてるかどうか？』

『そうした地域ごとに異なる環境によって建築文化は適応放散していく。これは本能では中々難しい』

『あるいは地域の環境に適応したやり方も唯一ではなく、いくつかのやり方があるかもしれない』

『その中からどれを選ぶか？合理的な選択だけでなく、ランダムな選択も入るかもしれない。』

『そうした中立進化的な建築文化もまた、文化の多様性と固有性を育んでいくだろう』