【D&D3.5e】やる夫達は太古スエルの謎を追うようです 7スレ目
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名前:百万ガバス◆7YiVgGAGdJc1[sage] 投稿日:2022/03/13(Sun) 15:01:34 ID:1965d4cf
そいじゃ、激情失敗のペナルティに関しても話しましょう。
ヤマモトのビルドにおいてはかなり重要な要素です。行動にも大きな影響を与えています。
激情失敗のペナルティ【精神力消耗】はかなり重いペナルティです。
まず、次の自分のターンまで幻惑状態となるため行動が取れなくなります。
必然的にその時発動しようとした術は起動しません。
更にワイルダーレベルと同じだけのPPを失ってしまいます。(ヤマモトの場合16)
ですが、ヤマモトには《Postpone Enervation》という特技があります。
出典は未訳サプリのコンプリート・サイオニック
これを習得していると、【精神力消耗】が生じるのを3ラウンド遅らせることができます。
すぐには幻惑しなくなるため、激情を使って放とうとしていた術はちゃんと起動します(激情のボーナスはつかないけど)。
なお、【精神力消耗】を遅延させている間は更に激情を使うことはできません。
この特技のおかげで、ヤマモトは思いっきり激情を使うことができるのです。
これが特に重要となった戦いが一味違うの末期にあったブラン・狩魔・ゴロー戦です。
初手で激情に失敗。しかも元々PPが残り僅かだったため
3ラウンド経ったら行動不能+PPが0になることが確定する。
限られた時間にどうせ0になることがわかっている残りのPPをどう使うか
だれを攻めるか?余力があるうちに退避するか?PP切れのあとどう立ち回るか?
考える必要に迫られる中、萌のこだわりを捨てなかった。ヤマモトというキャラが問われた展開でした。
結果としては残されたPPでゴローやダイアウルフ撃破。幻惑時にはもう攻撃されない状況となっていた。
→PP切れたあとはディメンジョンドアのワンドを使って運び屋として立ち回りました。
逆境に置かれてもできることを考え手を尽くすキャラの一人ですな。