【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです104【R-18】【技術開発】

レス数:1000 サイズ:1081.6 KiB 最終更新日:2021-12-06 21:48:21

494  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/11/23(Tue) 00:58:21 ID:4615c6a0
         後方拠点
          ↑
          ↑
      ←←←→→→→
     ↓   ↑     ↓
敵敵敵敵敵  ↑   敵敵敵敵敵
         突破

『突破は、「正面攻撃」、それも「正面射撃」ではなく「正面突撃」を行って敵陣を突破し』

『そのまま敵の後ろに回り込んで包囲に持ち込んだり』

『あるいは敵後方拠点を制圧したりする戦術だ』

『決まれば敵前線部隊を包囲殲滅し、敵後方拠点(指揮や兵站の重要拠点)を叩き潰せるから、一気に戦局を動かせる!』

『電撃戦や全縦深同時打撃ドクトリンも、大まかに分類すれば「突破」型の戦術機動と言える』

『重要なのは、「突破して終わり」ではなく、「包囲」や「後方拠点制圧」まで達成して初めて突破の意味が生まれるってことだ』

『突破するだけで力尽きて包囲や拠点制圧まで行けない突破は、骨折り損のくたびれもうけでしかない』

『そもそも「正面攻撃」ってだけでも負担が大きいのに、「正面突撃」となると、たとえ成功しても多大な犠牲を伴うからね』

『米軍のドクトリンだと』

・まず包囲を考えろ。無理な時に突破を考えろ

『って感じらしい。まあ実際、突破をする目的の一つは「包囲」なわけで、突破しなくても包囲できるならその方が良い』


『なお同じ「突破」型のドクトリンでも、電撃戦は突破後の後方拠点制圧を重視し』

『全縦深同時打撃は突破後の包囲殲滅を重視しているという違いがある』