【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです101【R-18】【技術開発】

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425  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/10/09(Sat) 01:44:30 ID:0a2cd9c8
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『世の中は原則として競争であり、「有能さ」とは相対評価、他人と比べて能力が高いか低いかになる』

『必然的に「皆が有能」と言うことはない。誰かが「有能」になるためには、そいつよりも相対的に無能な人間が必要になる』

『勿論、自分が相対的にであれ「無能」の席に座りたくはないだろう』

『だが人々には個性があり能力差がある以上、相対的な「無能」は確実に発生する』

『女性の恋愛感情が上位20%の強者男性に集中し、下位80%は非モテになるようにね』



『ではどうしても発生する相対的無能はどうすれば良いか?切り捨てるべきか?』

『まあ相対的無能を切り捨てて良くなるってことは、世の中全体で言えば基本無い』

『一番無能な人間を切り捨てれば、二番目に無能な人間が「一番無能な人間」になるだけだからね』

『相対的無能はたとえ排除しようとも一定割合で発生し続ける。人口が一人以下になるまでは。それが相対評価というものだ』

『どうあがいても相対的無能が発生するならば、その有効活用を考えるのが真に有能な人間の成すべきことだろう』

『それに、相対的無能だから「役に立たない」と言うわけではない』

『相対的無能が雑用を担当してくれるならば、有能な人間は雑用から解放されてより高度な仕事に専念できる』


『ローマで言えば、「無能」で属国管理という「雑用」を担当してくれている保守派閥』

『彼らは「役立たず」かな?彼らを切り捨てればローマは良くなるだろうか?』