301  名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2021/09/25(Sat) 12:20:13 ID:c60d61e8
乙でした～

とりあえず、１３０話までの確認。

【バグ技世界の不条理操作技術・世界法則操作技術】

○イベント
・〈図書館迷宮〉：褐色肌と白髪のオブルニア人（種族）しか入れないダンジョン。
人間キャラがカラーチェンジバグ（危険度：人による)を使う事で体色をオブルニア人と同じにすると入れてしまう。
・〈悪魔の遊戯場〉：カジノ

・〈凍てつく都市〉：水晶のような透明なものだけでできている地下都市。地上に露出した透明過ぎるガラスからその姿を覗くことはできるが、入るには隠し通路を探さなくてはならない。
都市の内部は、冷気を発する照明「冷たい光」と、冷気を発する植物「ガラスの植物」で冷やされている。

・〈方舟〉：〈ガラスの魔剣〉に表示される地図を見る事で行くことのできる、ある山に転がっている石でできた箱舟。中に入ると、箱舟が浮かび上がり飛行する。

・〈天球〉：箱舟で行くことができる天空の城的ダンジョン。本来の形とは上下がひっくり返っているため、とても歩きにくいし落ちそう。
中に入ると〝澄んだ人〟がうろついている。

○仕様：バグではないが不自然な『ジャイアント・サーガ』のシステム

・〈白い狼騎士団〉：88年間合格者が居ない精鋭騎士団。
現実化した世界では、死してなお国の為に尽くす英雄アンデッドみたいな存在になっていた。

・闘技場の後にコロコロレースをやると、赤が来る確率九十八パーセント：〈悪魔の遊戯場〉で発生する文字通りの現象

・カジノのＢＧＭ『Value of the gold coin』：カジノ〈悪魔の遊戯場〉では、乱数がBGM音楽とリンクしていて、音楽に完全に合わせてスロットを押せば、目押しならぬ耳押しでスロット結果を操作できる。
なお、現実になった世界ではBGMがないため、のうないでBGMを再現して押さなければならない。

・ノーエンカウント：〈凍てつく都市〉〈方舟〉〈天球〉の三つのダンジョンでは、
先頭のキャラクターが、〈薬草〉〈力の石〉〈黄色い絵の具〉〈コロコロの甲殻〉を先頭のキャラクターが持ち、後は手ぶらのまま行動すると、モンスターにエンカウントしなくなる。

○バグ技：プレイヤーの行動で任意に発生できるバグ
・カラーチェンジバグ（危険度：人による)：肌・髪・目の色などの体色を、他のキャラの体色と同じに変えるバグ
戦闘中にカラーを変えたいキャラを石化させた後、元カラーとなるキャラが戦闘から「逃げる」と、元カラーの体色が変えたいキャラにコピーされる。
石化を解除しても体色は元に戻らない。
ただし、服装などのカラーパターンもそのまま移ってしまうので、素足のはずがスカートの色に染まったり、頭部の紫色が髪の毛かと思ったらただの飾りで、なぜか靴の色になったりなどのハプニングも発生する

・〈コイン略奪バグ〉：〈悪魔の遊戯場〉で、一コインにつき二十キルトのギャンブル用コインを、８３８８６１枚買おうとすると、データのオーバーフローが発生して４キルトで買えるバグ
同じことを２回繰り返そうとすると、今度はコインの数がバグっておかしなことになる。

・二巡目の宇宙バグ（危険度：責任取れない）：約八万回戦闘すると、データのオーバーフローが発生してゲームのすべてのフラグが初期状態に戻るバグ
なお、更に戦闘を繰り返して三巡目に入ったプレイヤーは行方不明になった。

・逃げる、増える、そして死ぬバグ（危険度：中）：〈朽ちた厄災〉との戦闘中に〈煙幕〉を使って『逃げる』ともう一体白い〈朽ちた厄災〉みたいな影が現れ、二体がぶつかって死ぬバグ。
現実化した世界では、視界を遮られた〈朽ちた厄災〉が、霧の中に自分の影（ドッペルゲンガー現象）を見て、戦おうとし、落下して死んだ。

・閉鎖空間バグ（危険度：詰み）：ひたすら何もないバグマップに移動するバグ。町の入り口も建物の入り口も無いため、画面チェンジすらできず完全に詰む。

○プレイスタイル：バグではないが不自然なプレイヤーの行動
・ラナリオの鵜飼い：追剥プレイの一種。
ラナリオという、弱いくせにレアイテムをたびたび拾ってくるキャラを仲間にしてレアアイテムを奪い追放、ラナリオがまたレアアイテムを拾ってきたら仲間にして奪って追放を繰り返す鬼畜なプレイスタイル。

・『ジャイサガ』三大追い剥ぎ：追剥プレイの一種。
１，ベリンソンが亡き妻との約束を守るため、二十年かけてようやく見つけた〈夢の石〉、を奪って追放
２，放浪の記憶喪失少女クレコが、王族の生き残りであることを証明する唯一の手がかり〈滴の指輪〉、を奪って追放
３，故郷を魔物に襲われ、一人生き残ったダディラの、親友の形見にして心の拠り所であるアクセサリー〈ジルコンの馬〉、を奪って追放

○アイテム：『ジャイアント・サーガ』のアイテム
・〈フリーズサーキュラー〉：氷属性攻撃のダメージを１にする防具。データはあるが、ゲームに登場しない没防具
・〈ほん〉：〈図書館迷宮〉に大量に落ちているアイテム。結構高く売れるので、集めまくると大金になる。中身は王配が日記風に書いた中二病ノート。
・〈戦神の妙薬〉：攻撃力が二倍になるかわりに、クリティカルが発生しなくなる魔法の薬。〈悪魔の遊戯場〉の景品の一つ。

・〈ガラスの魔剣〉：攻撃力としては一級品だが、この剣で覚えられる技は一つもない。
データ解析の結果〈バックスラッシュ〉〈レス・ザンサイン〉〈破断閃〉といったユニーク技を所持していることが判明しているが、何らかのミスにより、キャラクターがそれを絶対に覚えられないようになっているらしい。

○モンスター：『ジャイアント・サーガ』のモンスター
・〈アイシクルロングヘッド〉：冷気のブレスを吐くドラゴン亜種
・〈スライムＢＦＫ〉：〈図書館迷宮〉に登場するモンスター
・〈オークＩＭＣ〉：〈図書館迷宮〉に登場するモンスター
・〈朽ちた厄災〉：魔王の色違いモンスター。当代魔王と一部同じ技を使えるため、先代魔王のアンデッドではないかと言われている。
・アンノウン（クラゲ型）：〈凍てつく都市〉に登場するモンスター。１体のHPは少ないが攻撃力がラストダンジョンのモンスター以上で、一度に大量に表れる
・アンノウン（クモ型）：〈凍てつく都市〉に登場するモンスター。１体のHPは少ないが攻撃力がラストダンジョンのモンスター以上で、一度に大量に表れる
・アンノウン（カブトガニ型）：〈凍てつく都市〉に登場するモンスター。１体のHPは少ないが攻撃力がラストダンジョンのモンスター以上で、一度に大量に表れる

・〈ネモ〉：半透明の群青色の液体に人型を取らせたような怪物。
凹凸の無い風船人形のような胴体に、異様に長い手足を付け、頭頂部に顔と仮面をつけている。
尋常でないほど攻撃力が高く、当たれば前衛を一撃で瀕死に、後衛なら即死させる。
古代の文献では〝澄んだ人〟と呼ばれている。