522  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2021/09/05(Sun) 00:30:22 ID:82afc2c5
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『「やる夫は見えている地雷を踏んだようです」において、モンスターや物資はランダムポップだった』

『異界型ダンジョンは確かに無尽蔵の鉱山ではあるが、人間の制御下にあるわけでもない』

『モンスターも物資もどこに現れるかわからず、何が出てくるかもわからなかった』

『そして多くの場合、物資（マジックアイテム）はモンスター（悪魔）を倒した時の「ドロップアイテム」の形でしか手に入らなかった』

ドロップアイテム：モンスターを形成していた魔力の一部が、モンスターが死んだときにマジックアイテムに変化したもの。

『命がけである以上、マジックアイテムの値段は当然高騰していく』

『いや、供給が不安定過ぎて、金を積んですら手に入るかわからなかった』

『何しろ、命をかけても、どんなドロップアイテムが手に入るかは運だったからね』

『そんなのでも、異界型ダンジョンはガイアやメシアにとって財産だった』

『ランダムで命がけであろうとも、経験値になり、富になり、仲魔も増やせたからね』


『その中で、悪魔と戦うまでもなく、ランダム性に左右されることもなく』

『狙ったマジックアイテムを直接ダンジョンの魔力から作れたら』

『どうだと思う？』

『あるいは、狙ったモンスターを意図的にポップさせてレベリングできたら？』