【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです96【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/08/26(Thu) 01:49:43 ID:da6e8050
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「なんにせよ、利用するべき技術ってよりは、収容するべきSCPの部類だねえこれ」
「未練に囚われたアンデッドの部類とすれば当然だけど」
「制御も有効活用もできそうにない」
〇〈十七種の獣〉:人間族の成れの果て。
〈原始の獣群〉と同じではなく、それぞれが〈獣〉に変わる直前に抱いた「人間が死の直前に抱くとされる十七種の感情」に対応した獣へと変化した。
・〈月に嘆く最初の獣(シャントル)〉
近づいたものすべてが砂になってしまうため、その名前以外のほとんどが知られていない正体不明の獣。シャントルの意味は悔恨。悔恨は過去に縛られた心、未来を捨てて現在を禁固する。
・〈穿ち貫く二番目の獣(アウローラ)〉
一見大蛇のように見えるが、体表には鱗の代わりに無数の針が生えており、頭や尾はない。アウローラの意味は天光。希望の光こそが死に誘う鬼火であるとして、天光と名付けられた。
・〈捩じれ呑み込む四番目の獣(レジティミターテ)〉
屋敷ほどの巨体に赤黒い甲殻、その隙間から覗く無数の目を持つ。地上で遭遇する獣の中で比較的遭遇率が高いが、その代わり、音と動きに反応するという特性を持つため、息を潜めていれば見逃される可能性が高く、そのため危険度は低いと言われている。レジティミターテの意味は正義(と推測できる)。
・〈広く包み込む五番目の獣(マテルノ)〉
あらゆるものを蒼く澄んだ液体に溶かし尽くす。マテルノの意味は優しさ(と推測できる)。
・〈深く潜む六番目の獣(ティメレ)〉
自身の体を分裂させ風に乗せて飛ばすことで浮遊大陸を襲撃することが出来る。
殺すたびにその死体を盾にして、まだ死にきっていない内側に新しい自分の分身を作り出す。また、その都度少しずつ強くなっていく。分裂限界は個体の大きさによって左右され、小さい個体なら10回ほどだが、大きな個体になると200回程度殺さなければならない。普段は地下の空洞に巣を作り、壁や天井に張り付いている。ティメレの意味は恐怖、恐れる心。
・〈重く留まる十一番目の獣(クロワイヤンス)〉
クロワイヤンスの意味は信念、信頼、崇拝。揺るがぬ意志を持って正しくあろうとする、その決意が可能性を鎖すとして信念と名付けられた。ゆっくりと砂や石、ガラス以外の全てを侵食していく黒水晶の見た目をした獣。物体と言った方がいいかも知れない。命あるものも侵食することができるが、侵食した部分を切り落とせばそれ以上侵食されない。衝撃を与えると侵食が部分的に加速する性質をもつ。
〈輝き綴る十四番目の獣(ヴィンクラ)〉
ヴィンクラの意味は人と人とのつながり、孤独。
自分の能力を理解した者を操り、その者を沢山の顔がある質量の重い怪物にする。操られた者を見て、能力を理解してしまうだけで操られてしまうとても厄介な獣だが、使い手の思想に共感していればしているほど効果があるらしく、我慢したり、理解しなかったりすれば獣にならないことができる。
これ自体の射程は視界程度だが、「心を繋いで束ねる」聖剣モウルネンの持ち主が(ヴィンクラ)に取り込まれてしまっているため、聖剣モウルネンのある場所に能力が発動してしまう。
・〈いずれ訪れる最後の獣(ヘリティエ)〉
異空間を内包する巨大な結界のごとき獣。
この獣を見た者は、『取り戻したい人物』の姿を結界内に見てしまい、中に取り込まれる。この時、対象以外には「白い人状の形をした何か」に見えるらしい。
内部は思い出の世界が繰り返し再現されている。