【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです95【R-18】【技術開発】
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名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2021/08/21(Sat) 19:29:32 ID:afa0806a
【終末なにしてますか技術】
○聖剣:水晶片を核に23個以上の雑多な護符(タリスマン)を呪力線で束ねて作られた剣である。
相手の魔力を利用することで、圧倒的な戦力差を覆すことができる。
現在の浮遊大陸群では製法および調整方法が失われているため、地上から発掘される超兵器として扱われ、遺跡兵装(ダグウェポン)と呼ばれている。
人間か、黄金妖精にしか使えない。
●極位古聖剣:すべての聖剣の原型となった5振りの聖剣。古聖剣を元にこれまで数多くの聖剣が開発・製造されてきたが、未だに極位古聖剣に並ぶまたは超える聖剣を人類は製造することができていない。
・セニオリス:人類史上最強の聖剣。特筆能力は「相手を問答無用で死者に変える」。対象が不死であれ不滅であれ、あらゆるものに『死』の呪詛を刻み『死者』にする。
使用者として適合する条件は「帰る場所を持たず、帰りたい場所に帰ることを諦め、自分自身の未来をすべて投げ出し終えること」。人間族や黄金妖精の中でも、非常に特殊な素質を持つ極一部の者にしか扱えない。
・モウルネン:極位古聖剣の一振り。特筆能力は「絆を強く結ぶ」。使用者とその仲間の間に非常に強力な共感能力を強制的に発動することが出来るといわれている。
使用条件は「前の所有者の最も信頼していた者」で、極位古聖剣の中で最も使用条件がゆるく、地上で記録が残る限り15人が使用した。
・ゼルメルフィオル:極位古聖剣の一振り。使えた者は二代目正規勇者リュシル・ザクサイトただ一人で、それ以外の人が起動すると「灰色のぶよぶよした何か」になってしまう。
前述の極位古聖剣より、ゼルメルフィオルは近づく人間を強制的に「リュシル・ザクソイト」へ作り変えてしまう能力があり、「灰色の何か」は改造が終わる前に壊れてしまった人間の残骸である。
・スィーレン:極位古聖剣の一振り。
使用条件は「特定の彗星が見える夜に生まれた者」。
●その他、一点物の聖剣
・ヴァルガリス:特筆能力を持たないが、全体的にスペックの高い優秀な剣であり、欠点らしい欠点がないとされる。
・インサニア:特筆能力は「使い手の恐怖心を後回しにする」。聖剣としての格はそれほど高くない。
・ヒストリア:特筆能力は「過去の使い手の記憶を蓄積する」。だが、記憶を引き出す術が失われている。
・デスペラティオ:特筆能力は「同族を殺す」。とはいえ、人間に近い生物(鬼族など)にも多少の効果はある。
・ロクス・ソルス:特筆能力は「筋力賦活」。しかし治癒機能が損壊している為、振るった翌日は筋肉痛に悩まされる。
・ラピデムシビルス:特筆能力は「心身のコンディションを最良に保つ」。
・イグナレオ:特筆能力は「目立たなくなる」。格はそれほど高くない。
・プルガトリオ:特筆能力は「浄化を宣言する」。使用者が「罪人」と認めた相手を切り倒す。
この定義は、戦闘の前に相手を視認して行う必要があるため、通常は戦場全体を俯瞰して行う。
効果は使用者が魔力を熾して剣を振るい続ける限り続く。消耗が激しいため、一度使えばひと月は再使用できない。
・カテナ:とても細身な聖剣で、構成する護符の数も少ない。
特筆能力は「気持ちを伝える」。だが、伝えたい気持ちがあるなら話せば良いため、使われた記録はほとんどない。
言語理解の護符と類似した特筆能力ではあるが、刀身に触れた相手にしか効果がなく、思いしか伝わらないので共有していない固有名詞はただの音の羅列としか認識できない。
・オラシオン:特筆能力は「ささやかな願いを叶える」。ただし願いの具体的な指定は出来ず、使用者の潜在意識にあるものを勝手に叶える。
・ムルスムアウレア:特筆能力は「限定的な不死」。この戦場で燃え尽きてもいいと覚悟を決めることで発動する。
・プロディトル:聖剣としての格はとても低く、才能も伝説も持ち合わせていない底辺準勇者の専用剣だった。
特筆能力は「大事な時に仕事をしない」。
見た目は色とりどりの護符で出来ているが、護符の材質や形が揃っていないせいでまるでがらくたの寄せ集めのように見える。だが、そんな見た目とは裏腹に成体の錆竜に思い切り叩きつけても壊れなかった。
・パーチェム:特筆能力は「戦場の希望となる」。基礎スペックは低いが、能力発動時には使用者のすべての能力を飛躍的に上昇させる。人間種の記録によると「悲しい戦いを終わらせる平和の剣」とされていた。つまり、戦況が悲劇的な展開になるまでその真価が発揮されることはない。
・ロスアウレウム:特筆能力は「精神を飛翔させる」。霊体を肉体から切り離し飛ばせるが、霊体が肉体を得た黄金妖精では深刻なエラーを引き起こす。
●量産型聖剣:星神との戦いの為に量産された聖剣
・パーシヴァルシリーズ:量産型聖剣。
量産品故のシンプルな構造の為、戦場では簡単なカスタマイズや調整ができ、また比較的小ぶりなサイズの為、少年の準勇者にも扱える。
特筆能力は付与されていないが、扱いやすい聖剣。聖剣としての格は最低の量産品だが、「最低数の護符で聖剣として成立させる」をコンセプトに製造された。
・ディンドランシリーズ:量産型聖剣。
パーシヴァルシリーズの発展型。500年前の地上で専用聖剣を持たない準勇者に好まれていた聖剣。