【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです95【R-18】【技術開発】

レス数:1000 サイズ:804.01 KiB 最終更新日:2021-08-22 02:42:55

866  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2021/08/21(Sat) 19:05:56 ID:afa0806a
 【終末なにしてますか技術】
○徴なし:浮遊大陸群(レグル・エレ)の住民(地神の眷属の妖怪・モンスター種族)が、地上を滅ぼしたとされる人類を恐れ、人類に似た種族を

○魔力(ヴェネノム)
心臓の内側に魔という火を呼び入れ、燃え上がらせることで得ることができる力。
大きな魔力を熾すには手間と時間がかかる。生命力と相反する概念であり、術者の生命力の強さに反比例して魔力の強さも決まる。
つまり、生きることに執着していなければいないほど、強大な魔力を振るうことができる。
過剰な行使は体に負担がかかり、稀に魔力中毒を引き起こすこともある。また、魔力を制御できなければその力は暴走し、最終的には大爆発を引き起こす

○妖精:死霊の一種で、自分の死を認識できないほどの幼さで死んでしまった幼子の魂が迷い出たもの。
そのため、生きることに対して無頓着で、たとえ命に関わるほどの傷を負っても死を恐れない。
妖精の寿命は短く、子供のまま死んでゆく。通常の妖精のサイズは、人間の1/5~1/10程度。

○黄金妖精(レプラカーン):砕かれた神の魂が妖精として転生した存在。徴なし(人間は星神そっくりに作られたので)。
元になった魂のサイズが巨大だったため、人間などと同サイズに成長する。

(死への恐れが少ないため)魔力を操ることができ、また(星神が人間の勇者に憧れたため)人間族の勇者と同じく聖剣を操ることができるため、〈獣〉と戦う兵器として調整され、成体の妖精兵になる。
なお、調整を受けなければ、思春期になる前に死んでしまうため、黄金妖精にとって調整は徴兵であると同時に延命措置でもある。(調整後の寿命は長くて20年強)

妖精は元々、前世の記憶を夢に見て、代わりに現世の記憶を失う「前世の浸食」を受けるものだが、妖精兵として長く生きたり、魔力(ヴェネノム)を酷使することでその浸蝕は進み、最終的には現在の人格を上書きして消滅させてしまう。

妖精兵は、致命傷や上記「前世の侵食」などにより通常の戦闘手段では獣を倒すことができないと判断された際には、意図的に魔力を暴走させ獣もろとも自爆することが戦術として定められており、これは「妖精郷の門を開く」と形容されている。

ローマ的には、「前世の浸食」が諜報に使えるかも。
星神エルクは黄金妖精(レプラカーン)たちの阿頼耶識のような状態になって、妖精兵たちを見守っているし、
「前世の浸食」が完了すれば、『現在の人格を上書きして』乗っ取ることができるわけだから、ローマ人のフラクタル魂の欠片を材料に黄金妖精を作れば、現世の人格が消える分だけ分霊よりは安全に諜報できそう。