【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです91【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/07/18(Sun) 23:52:44 ID:71a88b89
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『殺しただけでは吠え面はかかせられないが、まずは殺せないことには話にならない』
『故にマグサリオンは切り札を一つ明かす』
・絶し不変なる凶剣の冷徹:睡眠・瞬き・飲食・排泄・非武装状態・殺しに関わらない思考の禁止。【相手を理解する。】引き換えに隙をねじ込む。
『マグサリオンは操縦性で絶し不変なる凶剣の冷徹を改造し、「相手を理解する」という縛りを追加した』
『前述の通り保証外の改造だ。なぜそんな危険なことをしたのか?そしてどうやって?』
『ルールを覆す「無」としては、ルールを押し付けてくる真我に逆らわねばならない』
『だが、生まれ育ちは重い。ワルフラーンがアムリタに縛られたように、マグサリオンも真我の法則に縛られている』
『真我に逆らうと言いつつ、真我から与えられた戒律を振り回しているのがその好例だろう』
『とはいえ』
・絶し不変なる殺戮の地平:殺意以外での他者との接触を禁じる。引き換えに攻撃力が上がる。
・絶し不変なる凶剣の冷徹:睡眠・瞬き・飲食・排泄・非武装状態・殺しに関わらない思考の禁止。引き換えに隙をねじ込む。
・絶し不変なる魔道の誓い:ワルフラーンと同じ生き方をしない。引き換えにワルフラーン要素が消えていく
『これらの三つの戒律は、真我からの加護であると同時に、マグサリオンの生き様そのものだ』
『みんなを愛(殺)す。みんなを理解する。ワルフラーンを否定し故に救う』
『どれも大事なものだろう?真我に逆らいたいからと言って、戒律を捨てるんじゃ意味がない』
『真我への逆張りで自分の生き様を否定するのは本末転倒だ』
『だからマグサリオンは真我から与えられた戒律を「捨てる」のではなく、「そのまま使う」のでもなく』
『自分の手で「改造する」と言う方向を選んだんだ』
『それなら今までの生き方を大事にしつつ、同時に神の法から脱却できるだろう?』
『それがマグサリオンの第四戒律、絶し不変なる征服への飛翔だ』
絶し不変なる征服への飛翔:「既存戒律をそのままでは運用しない」という縛り。