【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです84【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/12(Wed) 21:07:28 ID:9dcb414b
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『では、なぜアルカディアはそこまで勢いがあったのか?』
『まずは、あらゆる小説とあらゆる読者が集まる場が当時他には無かったことが挙げられる』
『インターネット以前だと、小説家になること自体がまず困難だった』
『そりゃ書くだけなら誰にもできたが、発表の場が無い』
『運良く新人賞でも取って商業作家になるか』
『さもなきゃ同人誌でも書いてコミケにでも持っていくしかなかった』
『この状況はインターネットのお陰で大分マシになった』
『原理的には世界中の人に自分の小説を見てもらえる』
『とはいえ、当時は自サイト(と言う概念も今日では希薄か?今日で言うブログに近い)を作って』
『そこで自分の小説を載せたり、偶に友人の小説も一緒に載せる程度』
『比較的大規模なサイトでも、TS小説を集めた「少年少女文庫」のように、同じジャンルの小説を皆が持ち寄って、が限度だった』
『まあ原理的には全世界の人に読んでもらえるとはいえ』
『この調子だと実際に集まる読者は(人数も多様性も)限られてるし』
『読者としても、自分に合う小説サイトを探すのは大変だよね?』