【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです83【R-18】【技術開発】
201
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 01:49:03 ID:d279cd86
>>199
『だね。スキルポイントの振りなおし自体はまあ有用だけど』
202
名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2021/05/02(Sun) 01:55:50 ID:d32f03c2
なる、容量無限化の技術が先か
203
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 01:56:44 ID:d279cd86
>i\- ─ <  ̄ ヽ
> ´ ヘ \ ./ ヘ´ >〆
, >´ _ ヘ、 / ヘ< /
i´ ∠´ ̄ 〆〈 ,、ヽ ,γ .〉 /
{ ´イ,i´ ∧〈( Θゝ ノΘ) ソ凹ヽ
ノ i i ヽ ̄`,i巛、 ̄ ソ ヽ
/ i i ゾ iゝ-/ ヘ
∨ i ヘ i_ヘ /卅ソ .∨
∨ .i ヽ _ ヘ_/ ̄ __ ∨
∨ i i ハ ∨
∨ i , <i / ヘ ∨
∨ i |\_ /ニニ| ハ ヽ , ヽ
{ } ノニニニ ニ ニ/ .∨ニヽiヘ| i
ゝ _ノ <ニニニニニニニヘ /ニニ | | /
ヽヘ〆iハニニニニ-=____>ニィァ亡|ヘiヽ|ヘiヘ、
/ \ニニニニニニニニニニ ∨ |/ ∨
/ /ニニニニニニニニ二ニニニニニニ>
/ /ニニニ/ ̄ ̄ヽニニハ ̄ ̄ ̄ヽ ̄
『ああ、ちっひ絡みで今思い出したんだが、この辺が近いかな?』
【封能の宝石】:ジョブやスキルを物質化して徴収したもの。握りつぶすことで内部のジョブやスキルを取得できる。
「賭博の聖地」というダンジョン限定のアイテムで、ジョブやスキルを「賭け」て負けた場合に生産される。
204
名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2021/05/02(Sun) 01:57:54 ID:d07e3120
もしくは、ちひろさんが「転換」のジョブ版みたいなスキルを持ったうえで、
ジョブを預かる→ ポイントに変換 →ポイントを返却
みたいな感じにするとかかな。
205
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 01:59:42 ID:d279cd86
>>202
>>204
『そんな感じかな?』
『いずれにせよ、容量を無限化できるならばジョブリセットは不要だし』
『転換はジョブリセットそのものになるねw』
206
名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:01:32 ID:d07e3120
えーとジョブをJP(ジョブポイント)に転換するスキルか。
スキル学で行けそうだな。
【スキル学】
idーesスキル研究所(スキルを魔改造する):ジョブ転換:「転換(蜘蛛ですがなにか)」スキルを魔改造。ジョブをJP(ジョブポイント)に転換する
207
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:05:05 ID:d279cd86
>>206
『行けるね』
『転換があれば(未取得)』
208
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:07:27 ID:d279cd86
__
,,.-´ ``ヽ
./ '⌒` '⌒丶\
/ ( ●) (● ). .ヽ
.| (__人__) .|
/ | .|\
/ \ / \
/ / `ー───ー′ \
,\ .l | ∧ .∧ | ./
/ .\ i l .| .i .l ..| / ./丶
./ .\| | ./ ヽ / | / ./ \
「とりあえず今回は、ホワイトスネイクと【封能の宝石】を参考に」
「ジョブを【封能の宝石】に封印して取り出す、って方向でやろうかと思うけど、どうかお?」
「そうすりゃ隙間ができて、新しいジョブを入れられるってわけだお」
「封能の宝石なら捨てた分も再利用できるしおね」
209
名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:09:12 ID:d07e3120
そうしましょう!
210
名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:11:11 ID:1260eecb
>>198
「レベルが上がるときにスキルポイント手に入るけど、下がっても失わないのでスキルの為にレベル下げます!」
だったかな
211
名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:12:06 ID:d07e3120
残りのスキル学研究枠だと、「カティアを食べて、転換を取得」ぐらいしかできないしw
212
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:13:17 ID:d279cd86
>>209
__
,,.-´ ``ヽ
./ \
// ー一、 ,,/゜ .ヽ 、
/ .| ( ●) (● ) | \
/ l (__人__) .| .\
.\ .\ / ./
/´二二⊃ .` ──── .′i /.、
/ 、二//⊃ ∧ ∧ / / ヽ
l l´〈/ \ | i l | .// l
_/ヽ ノ
モンスターがあふれる世界スキルシステム(を改良する): ジョブリセット(ジョブを【封能の宝石】に封印して取り出す)
「ではこんな感じで!」
「他のジョブシステムやスキルシステムにも使えるし」
「スキル・ジョブの売買にも使えるから汎用性ある技術だと思うお!」
特性:干渉・付属・維持
安価↓1 質問・コメントがあれば
213
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:13:37 ID:d279cd86
>>210
『なるほどwwwww』
214
名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:13:39 ID:d07e3120
>>210
このすばでも見たなー>レベス下がってもスキルは失われない
215
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:16:33 ID:d279cd86
>>211
『だねえw』
216
名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:18:44 ID:d07e3120
これで引きこもり達も立ち直るチャンスができたなw
217
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:19:44 ID:d279cd86
>>216
『確かにw』
218
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:23:41 ID:d279cd86
安価↓1 見たい描写(帰ってきたらやる)
・色
・白饅頭=サンデル理論を読みながら
・アヴェスター
・四度目は嫌な死属性魔術師
219
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:24:12 ID:d279cd86
安価↓1 見たい描写
・色(N度目の再定義)
・白饅頭=サンデル理論を読みながら
・アヴェスター
・四度目は嫌な死属性魔術師
220
名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:26:55 ID:d07e3120
・四度目は嫌な死属性魔術師
もうすぐ最終回かな。
221
名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:28:44 ID:d07e3120
ジョブリセットを案が得ながらふと思ったんですが、
<無限職>が<超級職>の延長上にあるのなら、<超級職>の取得条件の多くと同じように、
<無限職>の取得条件は「複数の<超級職>をコンボのように組み合わせたうえでさらに追加の条件をクリアした時」みたいな感じかも。
例えば、「全ての<魔王>ジョブを兼任したうえで、単独で<邪神>を討伐すると無限職<大魔王>になれる」とかあったら面白いよね(妄想)
<無限職>の組み合わせを探すとか、コストきつすぎだが。
222
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:31:33 ID:d279cd86
>>221
『どうなんだろうね?』
『当の無限職自身、条件が分かっていない臭いし・・・』
『少なくとも、後付けのシステムである超級職や魔王や邪神は関係ないと思う』
223
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:32:54 ID:d279cd86
>>220
ィ(_,,...-=ニニニニニニ=-
/ニニニニ> '^´  ̄ ̄`^¬ニ≧ァ
/ニニニニ/ ,: : \;ゝ
/ニニニニ/ ' 〃 }! ヾ
ニニニニ/ ′ 从 ⅱ :. :.
iニニニ7 il j{ ヘ i:| :i i ト、
|ニニ7 |{__廴,_:. _从 l | :ハ:ヘ
|ニニ7i{ ⅱ、 Ⅳ ∧ /ル` j! ル' } }
}ニ7从 |irf爪「`' ∨ ,:fT「`'// j| /
∨:{ ヘ | 弋_ノ ヾ {_ノ イ/ ノル
ノ叭 ヘ l ′ /:彡ヘ
`ヾ戈 \ハ. _ イ }ニニ乂_
_> r‐ヘj ≧=- ,。sチ{/ ノ冖¬√
〉ニ八 }s。__ {`ヾ、人_7≧、
_/____ニ〉くニニニ〔 ノニニ( }ニニj i「
r≠冖¬== { 〉- 、ニニ==ミ`Y^ヽニ7 ___j{
イニニニニニニニニ〉く`^¬Y ヾ、 l 7 __,,...-=ニニニニニニ乂
,:ニニニニニニニニニ{ 〉ニニ{ ( ノ }_Y{7 _アニニニニニニニニニニニニハ
∨ニニニニニニニニ`Y{ニニ从 人从夊_ ヽ 7_r '^~ ̄ ̄`マニニニニニ乂
ヾニニニニニニニニ从ニィ_7´うぅ=彡ニ{/ハrマト、_ノ /ニゝ ヽニニニニニニ、
〈ニニニニニニニルjハ㌻ニニf⌒jニニル ノ{ ,.ィ≠´ }ニニニニニニニ\
___ノニニニニニニィ{ / ノニニ「 `ー‐ヘニニニニ{ 厂 }ニニニニニニニニニア
ニニニニニニニニ/_,7ニニニニニト ----{ニニニニ{ ノ }ニニニニニニニニニ〔
⌒`Y√ ̄`Y__7ニニニニニニ!i/i/i/i{ニニニニ{ _ノニニニニニニニニニニ
レ `Vニニニニニニノi/i/i/i{ニニニ7 〕ニニニニニニニニニニニニニ乂__
ノニニニニニ7^ー─‐ヘニニニヘ  ̄ ̄ ヽニニニニニニニニニニニニニ
fニニニニニニ∧____jニニニ{ ):、 乂_彡'´ ̄`寸ニニニニニ
人ニニニニニニニニニニニニjニニニ≧s。 __.ィ jニ{ Yニニニニニ
_ ,イニニ≧=-ニニニニニニニニ7ニニニニニニニニニニー------ 'ニ夊__ r-=- 、 _ノニニニニニ
,,....-=≦/ニニニニニニニニニニニニニニ7ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
ニニニニ7ニニニニニニニニニニニニニニニ7ー─==ニニニニニニニニ=‐ィ マニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
ニニニ7ニニニニニニニニニニニニニニニ7 ., ////´ ̄`ヾ{ //// <ニニニニニニニニニニニニニニニニ
ニニニ7ニニニニニニニニニニニニニニニ{'//>< // {/// ,,...--== マニニニニニニニニニニ=---
ニニニニニニニニニニニニニニ㌻ ´/⌒'/ ィ≧s。 {//レ///ア´ ̄ ̄ 丶ニニニニニニ〔
ニニノニニニニニニニニニ/ //// ////´ ̄` {',イ/// マニニニニ>
_:彡ニニニニニニニニ.イ //// ,イ//ア´ ∨// \
ニニニニニニニニ ヘ//,! //// //// マ ヽ
ニニニニニ> -...,,夊∧ {/// __//// ____ ___ _ ` ..,
ニニ> ____.二=‐ '^~ /////  ̄ 、≧s。 ノ
^´ _,. -‐ 7///// { ///// } ≧=- イ
^´ /////{'/∧ ////イ 从
ム///{ ∨/∧ {////{ .イ
V//从 V//乂 ∨//∧ ---‐─  ̄
--‐── ー‐一 ¨¨¨¨¨ ̄ ̄  ̄ ̄
『ラスボス勢は倒したから、既に完結と言っても良いかな?』
『エピローグは続くけど』
『2021年に入ってから更新が急激に遅れたからどうなることかと思ったが』
『まずは完結してなにより!』
224
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:35:10 ID:d279cd86
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-≦洲州洲州洲州ミx、
ー=≦洲州洲州洲州洲州ハ¨`
/洲州洲州洲州洲州洲州’
从洲州マ从’ヽム_⊥ヽ洲州ト、
,洲州洲 -`ヽト" |:::) リ洲州洲>
|洲州从l::::) ` ¨ ´ 从斗从
、洲州ヘ¨ | , ' r-´斗ゝ
、Ν州', < ノ / |洲、
\ レ > 、 , ' -二二八
〉彡≦ニニ/ニニニニニ= 、
/`| |ニニニィニニニニニニニニニl
И | |ニ/ニニニニニニニニニニ 、
人乂!_//ニニニニニニニニニニニニニネ
/ニニニ ○ニニニニニニ、ニニニニニニニヒニミ
くニVニニニニニニニニニニニ\ニニニ≦ <ニ0ニ|
Vニ,ニニニニニニニニ/ ュ 副会長
|ニ|ニニ ○ニニニニニニニニV < >ニニマ"
、'ニニニニニニニニニニニニニV ∠〈ニニニニニ’
V|ニニニニニニニニニニニニ/ ー ヘニニニニニ’
|’ニ○ニニニニニニニニ / /ニニニニニ/
『研究班諸君は読んでなかったり忘れてるかもしれないし』
『僕自身、読むのが久しぶりだから忘れてるかもしれない』
『まずは物語の状況を、僕らしく大局的に整理して、再解説しよう!』
225
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:39:45 ID:d279cd86
_ -=- 、
/ , :⌒ヽ丶
ム |::::::::゚:::} }
Ⅵヽ::::::::/〃
/マヽ`ー´/ィハ
∧从ヽ≡ムー:〉ィ
〈\Y.i ゝ≠> ´三}\
〉三_ 丶>'´ ソ ー┘ン| ⌒ヽ
/ //〉 -= /ー= マヽ∧. i}
/ ツイ/: : : : /ヽ ヽ):人 (⌒ヽ l|
// {: : : /:::::::::::`ヽ V:} :\ \. /.!
/〃 Y>つ)='´:::::::::::: \ リ∧ `=≠ .i 丶
/イ / | |~::::::::::::::::::::::. /x=// :丶 八 V∧
『まず、根本的に誰が悪かったか?と問うならば、魔王グドゥラニスだろう』
『それまで平和で豊かだったラムダに、異世界から魔王軍が攻め込んできて、多くの人々を殺し、環境を作り変え、魔物を放ち、神々の魂すら砕いたんだからね』
『そこについては、魔王に侵される前の故郷を取り戻さんとしたアルダに同情しても良いし』
『ヴィダですらかつての平和な故郷を愛する気持ちではアルダと変わりないさ』
226
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:46:09 ID:d279cd86
,.ィ佳州州liⅥlⅦ州Ⅶ州州l}li、
ィ州リ'州lⅦliⅦ'.wⅦi州i }l州lⅦⅦ{li、
_ ィリ'州州!川.!州}liⅥ州}l}Ⅶ州il}l}l! li i,Ⅶ{li!
 ̄ ̄ノリ,イi州l}ll州i}l}lⅦ`Ⅶ{iイl}.ⅦⅧ州州州州li}!
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,' 州lリ州Ⅶ}、Ⅵ{l|、.、_/イrZハ,ヾli}リ}州l州州州
. l|}!.|!Ⅷ}》}lハ.≧x 行/リ リ}! l州l州州州
. |l} .l} }リ州}l,ノl 必 ゞ‐′ .lリ'lⅣⅦ、} }
. l}! Ⅵハ}l}Ⅶ}弋リ.} リ' l! ∠メイ{
'} ノ{ ⅣⅦ` ヽ 〃 /ーイ州l}
', ` ヽlハ <⌒ヽ / ./: lⅦ、}!
\ ! \ ヽ-'′ イ Ⅵ`-、
/ ̄`, / _ x≪´ _ィzヘ、
/ ー‐'-、}‐'フx≪ ,xz≦////ハ、
| 、___.|.// .x≦彡/////ィ彡≦/>、_
| 、_ |' l} |///////ィ彡//////////≧
|  ̄.〉 ll |////ィ彡////////////ィ//
,.ィl| ァ'/ | .l| ル'ィ彡/////////////イ////
x<///リ イY:::ム /////////////////イ/////
『だが、物事は誰が悪いと叫んでも解決しないことがあり』
『加害者に不当に壊された過去を取り戻したくても、取り戻せないことは山とある』
『魔王自体はどうにか倒し、魂すらも引き裂いて封印したが』
『魔王に率いられていた邪神や魔物まで殲滅できたわけじゃなかったし』
『邪神や魔物が吐き出す魔素で環境が汚染され、魔境やダンジョンがポップし続けていることは変わらず』
『また、多くの神々が魂を砕かれ、封印され、邪神や魔物を討伐するどころか、世界を維持管理する人員すら事欠いている有様だった』
『そもそも、生き延びてる神々ですら衰退し、地上に降臨できなくなっていたしね』
『別に神も人も望んだわけでもないのに、人は神々の庇護をほぼ失い、自立してモンスターがあふれる世界を生きていくしかなくなった』
『現状維持すらままならないこの状態で、邪神や魔物を殲滅し、魔境やダンジョンを浄化し』
『ついでに召喚勇者が持ち込んだ科学技術も全部排除して』
『魔王軍が攻めいる前の「かつてのラムダ」を取り戻すことはできるかな?』
227
名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:53:06 ID:1260eecb
「かつてのラムダ」に凝る理由を自覚していないから悲劇が起きる(赤の超越)
228
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 02:59:54 ID:d279cd86
>>227
/ ,.:' / ,.'.,ィ州州!l{州リ ,リ,' ,.,リi|li|
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',::::::;'. ヽ、 __..:∧: 、__ イi|!'′/' _ノ::: ノ,ィ州!Ⅶ
∧iリ ` 、;;;リ.〉 :: .` `ー ... /' .イ_,...,zイ州Ⅶ{ `
'-、`、_ /ヘ .:. ,.ィ.´ Ⅳ|Ⅶ `li{
ゝ'///>, 、_ ハ::::ヽ.'、___ ,...::::':/ _,..ィ'´ ̄ ̄ ̄}l
『そうだね。最終話でもアルダが示してくれたように』
『アルダがかつてのラムダに拘る理由は、ベルウッドからもたらされた「環境保護主義」という「異世界の思想」なんだ』
『実際の所、アルダは異世界の影響を排除してかつてのラムダを取り戻そうとしているように見えて』
『その行動自体が、異世界からのミーム汚染という矛盾がある』
『だから「かつてのラムダを取り戻すために」「かつてのラムダに居なかったはずのベルウッドを守ろうとする」という矛盾した行動を取ったわけさ』
『宿敵ヴァンダルーさん相手に、自分の魂はどうなっても良いから、ベルウッドだけは見逃してくれと懇願する程度にはね』
229
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 03:03:15 ID:d279cd86
-‐=ミミ、ム ´⌒`≧s。
, ィ __ /才 ̄ ̄` ≧s。
/ , ィ´´ィ,イイへィ"´´: : :.ヽミミ 、__.ヽ≧、
,才 ィ´ / ,〃: : :. :.,__: :。 c======z_ハ
,ム.ハ 〃 / イ/ ,,.ィ 升,ィ゚.: : : :. :. :. :.ミミミ`ー ヽ_z-
レ 込、.. // ,/....〃~ i!i! i! i} !, ィ≦ ̄¨.: : :,}ミミ,ィ 彡´ィ
/ ∧ {/,i 〃ノ{. ルzi! i! ゙ ー ィ=斥ア ̄: :.!}i | <///_z-
/´ _ ,ィヒム ヘ〆´〕 Ⅷi∨{{ ハ. ,.ィ忻ォ: : : : : : : : : : : :. :.リ.! .!ム>ン ´
.. | ′  ̄ ̄`ヘ/ ∠ { { i .Ⅷ、 }: : ,r': : : : : : : : : : : : : : イ} ! rー ´}}
.. | ′ ー───、ン′ { Ⅶ Ⅵv′戈ミァ : : : : : : : : : ノ !i.リ } i ..}}
.. | / _,ィ ´ `ヽ、 ミ ,从: : : : : : : : : : : : : :.´/ .,' .ハ}! ! .}}
.. i 〃 ,r'㌢〕 ヽ ,' ハ: : : :゚こ: : : : : : : : : :ィ, / .i} ! i}
i /艾圭㌢ / /} ∧: : : : : : : : : : : ∠ / ハ !i ! !
. ! /圭圭㌢ //../ /∧、.: : : :.,: :< _//ー 二! { ! !
. i /圭干ミ( / / /.j、ィ才 ,ィ 升彡/ ヘヘ´ ! } } }
´サ/圭㌢ ゝ __ .-‐、 / // / jj }ヽ/,ィニチ//ムゝ r' { レ<才
| ゝ〆 / !i. | .../孑  ̄ヽ / // / //! 〉 _ィf'ー´ // / /: : : :
.. |. .!i | 〆´ //,ィ───‐ァア.刈 /.ヘ 、 刈 //: : : : : :
イ| !i. ..| // ///--‐、 / {`,.、ヽノノ メナ //: : : : : : :
イ | !i .|./ / /( ` ̄ ー─────ム ィィ ハ</: : : : : : : :
.. ィ′| !i. .| _ -‐ ⊂ニ>ヽヽ、________,ィつ/ { /: : : : : : : : :
. / >|. !i |彡=-‐  ̄.{!: : :. ..::: , <ー──-.// !/: : : : : : : : :
...../,>: :/ ! !i .|: : : : : : : : : : : : :.: , ィ ´ ゝ==ン... / /: : : : : : : : : :
../: : : : ム マ.l..!i . |.:. :. :. :. :. : : :. :. :/ / ノ: : : : : : : : : : : :
.: : : : :ム. .マ .l !i |.:. :. :. :. : .: : : :./ , <: : : : : : : : : : : : :
: : :. :.i マ....| !i...|.: :. :. :. .: : : :./ , <: : : : : : : : : : : : : : : :
: : :. :.| |. l ii .!.: : : .::: : : :./ <: : : : : : : : : : : : : : : : : : :
『アルダは異世界のミーム汚染によって、かつてのラムダを取り戻そうとしたが』
ああ、そこについては勇者召喚が危険だと反対したアルダは賢明だったと言える。本人が思いっきりひっかかっているがw
『実際問題、人員が不足し、敵はたくさんうろついていて、現状維持すらままならない状況で環境浄化と言っても無理だ』
『可能性があるとすれば、それこそヴァンダルーさんのような異世界勇者くらいだが、アルダはそういうのが嫌いと来ている』
(実際、ヴァンダルーさんならば、ダンジョンを作ったり壊したりすることでアルダが夢見た環境浄化が可能である。)
『自分はベルウッドに依存しているのにね』
『一方、ヴィダはもうちょっと現実路線だった』
『勿論世界は生かさなければならないし、ラムダ人類も保護しなければならないが』
『そのために魔物やダンジョンや魔境を排除するのではなく』
『邪神や魔物やダンジョンや魔境が存在すること自体は受け入れた上で共存していこうとしたんだ』
230
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 03:11:27 ID:d279cd86
__ 、
> \ 〉\
|\ / l| > / ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 、
| 、  ̄Ζ |--≠ / \
 ̄ ̄./Z | ′ ヽ
\ / ⌒Ⅵ | o }
、 / | o ""/⌒l
\ 八 "" 、⌒ヽ.ノ
} ─/⌒l ヽ \ \ )
/ ノ、 } }\_ノ ̄
ー‐ヘ >====彡  ̄乂__.ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄
『勿論、ヴィダにとっても、邪神や魔物の多くは、守るべき人類を脅かす敵ではあったし』
『魔境やダンジョンはそうした敵の巣窟ではあった』
『そういう連中にまで股を開いて隷属的に共存しようって話じゃない』
『だが、邪神や魔物の一部にはヴィダに従い、ラムダ人類と平和的に共存しようとする「ヴィダ派の邪神・魔物」は居た』
『そういう連中は受容しよう』
『そして、相容れない敵である魔王軍残党の邪神や魔物、魔境やダンジョンについては』
『武力で対抗し、スタンビートを防ぐためにある程度は間引いて行こう』
『そういう軍国受容方向になった』
『そうした軍国受容方針を具体化したのが「ヴィダの新種族」だね』
『ヴィダ派の邪神や魔物を受け入れる証として、邪神と交わって半人半魔の強い種族を生み出したわけだ』
『半人半魔の種族は、魔素を吸引するフィルターとして機能するし、人間よりも魔境やダンジョンに適応している強い種族だから』
『魔境やダンジョンの浄化や、モンスターの間引きに適しているってわけだね』
『まあ、ヴィダの新種族は、魔素を吸引するフィルターであると同時に、彼ら自身魔素を生み出す半魔物でもあったから』
『ヴィダの新種族が居る限り、完全な環境浄化は不可能になるが、ある程度は浄化して、環境汚染を一定程度で抑制する効果はあった』
『ナウシカの腐海に近いかな?』
231
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 03:18:58 ID:d279cd86
> ./ ヽ j !
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ル. ´ | !/ ヽ /⌒ 、 | ハ { !/ `ヽ/!ヽ / .Ⅵ
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|:::::::::::::::::::::::::::::ヽ////////////7 /´////| ヽ――― 、__ ≧s。 ㍉ 、 ヽ
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|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ≦´ ヽ/j .! \ ヽ ≧s。 ヾヽ |:! __
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≦´ \ j \ヽ ≧s。 r、ヾ、 |:! /,=:j
ヽ \ヽ ニニ〉 |:| ㍉ |:!// .}|
| / \ヽ/ヘ ヽ / }:!
『勿論、アルダからすれば受け入れられない話だ。』
『ヴィダが侵略者に股を開いた娼婦にすら見えるし』
『実際問題、ヴィダの新種族が居る限り、かつてのラムダは永遠に取り戻せない。』
『半分魔物(異世界侵略者)であるヴィダの新種族が我が物顔でラムダを闊歩し』
『魔素をまき散らして環境を汚染し、ダンジョンを作り続けるわけでね』
『だからアルダ派は魔王軍残党を放置して、先にヴィダ派に戦争を吹っ掛けた』
『愚行であり、ヴィダ派からすれば虐殺でもあったが、まあアルダの勝利条件からすれば敵対は避けられなかっただろうね』
『問題は、アルダが魔王軍残党を放置してヴィダに殴りかかったことだ。しかも双方痛み分けで決着はつかなかった。』
『結果、既に魔王との戦争でボロボロだったラムダの神々はアルダ派とヴィダ派に分裂した挙句、殺し合いでさらに数を減じることになった』
『ますます戦後復興は遠のき、いよいよ世界の維持管理もできなくなった』
『結局、繁栄するのは邪神と魔物とダンジョンと魔境ばかりで』
『人類の方は戦後復興に10万年かけて、人口は10万人で頭打ちさ』
232
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 03:22:08 ID:d279cd86
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ゝ'///>, 、_ ハ::::ヽ.'、___ ,...::::':/ _,..ィ'´ ̄ ̄ ̄}l
『放っておけば、人間はやがて広がっていく魔境とダンジョンに飲み込まれて滅び』
『神々も信仰を失ってラムダ世界は滅びていただろう』
『あるいは、魔王軍残党の邪神が魔物から信仰を集めて新たな世界管理者になるか、だ』
『どっちにしろ人類は滅ぶか、邪神に支配されることになる』
233
名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2021/05/02(Sun) 03:22:57 ID:1260eecb
せめて、せめて順番…!
234
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 03:29:18 ID:d279cd86
_ --  ̄ ̄ ̄` ー 、
/´ ` ー 、
/ ヽ
/ ヘ
/ ヘ
/ ヘ
/ l l / .ヘ
| .|ヽ /.| / ヘ
| .ヘ .| ヘ ./ | / |
| .l .|、 |_\ ‐/― | ./ | .l |
| | | ヘ | \ / |/ | .メ |
| | | ‐ヽ|――‐、\ /―――‐、 | .//
| .,....、 | |っ` | .`ー'´ |っ | | //
,...、 .l .| .| ヽ _ ./ ヽ / .| .l/
l l .l |、 | / ./.´  ̄ ̄ | /l
| .| | |ヘ |ヽ/ ./ /| / .|
..,.‐、 | | | | ヘ l/ / ―――― / | | / /
.ヽ \ .| | | | / /` ‐ `ー―‐´_ ‐/| |/.| ./ /
ヘ ヘ__| ` .^ / .| |///\ ‐‐//// / .// .|ヽ_
ヽ //| ヽ////`´////| __| 〃 ///|
.l |/´\_〈_ ――ー´ |/==/////|
| ー―´ ̄ ̄`ヽ \/ |////ヘ
∨ _, ――´――‐‐ヽ`‐―‐´/////ヘ
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『そのように詰んでいたラムダ世界を救ったのが、救世主ヴァンダルーさんだった』
『まあ、ヴァンダルーさんは、召喚勇者の転生体ではあるものの、ヴィダ派とアルダ派の因縁自体には関係も興味もあんまりないんだが』
『自身がヴィダの新種族である半吸血鬼として生まれたんだから是非もなし』
『アルダ派が目の仇にして殺しにかかってくるのに対し』
『ヴィダ派は友好的なんだから、どっちに味方するかは考えるまでもない』
『そして、ラムダの危機は、とどのつまりは魔王軍残党とアルダ派とヴィダ派の三つ巴になって、誰も復興に全力を注げないことにあるんだから』
『ヴァンダルーさんが魔王軍残党もアルダ派も全部殴ってヴィダ派で天下統一すれば世界は救われる!』
『何事も暴力で解決するのが一番だ!』
『ヴァンダルーさんは、個人武力だけでなく覇道指揮という点で言っても、そんな天下布武を成し得る稀有な人材だったがゆえに、救世主に成れたのさ!』
235
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 03:30:01 ID:d279cd86
>>233
『だねえ・・・せめて魔王軍残党を先に殺してから、ヴィダ派と決着だったらまだなんとかなったんだが・・・』
236
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 03:37:11 ID:d279cd86
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『とはいえ、ヴァンダルーさん自身はあくまで黒い個人主義者だ』
『世界救済にはそこまで興味はない。自分が幸せに暮らすために必要な土台だから守る、程度さ』
『故にヴァンダルーさんが戦う理由も、世界的な事情とはあんまり関係ない個人的復讐の部類だ』
・母の仇であるハインツを殺す。
・仲間であるヴィダの新種族を虐げるアルダ派を殺す。
・魔王もヴィダの新種族の敵だから殺す。
・変な転生を強いたロドコルテをできれば殺す。(但し転生システムに悪影響が出るのも困るので、ここは妥協しても良い)
『突き詰めると、こんな所だ』
『ぶっちゃけ、アルダにその度量があれば、ヴァンダルーさんの取り込みも可能だったくらいだ』
『まあ、それができないからアルダはアルダなんだけどね』
『各勢力の動機と、大局的な戦略・情勢はこのようなもので』
『あとは、「どうやって勝つか?」という戦術論に成っていく』
237
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 03:43:31 ID:d279cd86
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『と言っても、ヴァンダルーさんは特に勝ち筋を考える必要は無かった』
『放っておけば、ヴァンダルーさんの人的資源はどんどん数も質も増えていき、いつかはアルダ派を圧倒する』
『いや、直接武力で勝たなくても、ラムダ人類の信仰をヴィダ派に取り込んでいけばそれで勝てる』
『一方、10万年停滞していたアルダ派は、ヴァンダルーさんのように急激に戦力を増やすことができない』
『ステラリスの没落帝国みたいなものだ』
『だから時間を稼げばそれだけで勝利は約束されている』
『問題があるとすれば、追いつめられたアルダ派の自暴自棄の攻撃をどうしのぐか、だけだった』
『コントロールにとっての課題が、アグロの攻勢を防ぐことであるようにね』
238
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 03:44:59 ID:d279cd86
> ./ ヽ j !
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ヽ、 / / ∧ ヽ、
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ル. ´ | !/ ヽ /⌒ 、 | ハ { !/ `ヽ/!ヽ / Ⅵ
| | /} k r´ .| / レ r'心ミl /}/ ∧ l
| / ハ \ レ´ ヽ|_/ | /´ //! / ヽ.!
/´7 , 7 // ヽ i レ i.ィ | /
| / | /ハ., U l レ
| ./ .| / ! /` ヽ |
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::::::::::::::ヽ|_ ヽ'` l\ /-- ノ ´
.、::::::::::::::::ヽ ≧s。 v、ハ、 \  ̄ ̄ /
..ヽ:::::::::::::::::ヽ ≧s。 ヽ,、 \ /
l:::::::::::::::::::ヽ//≧s。 ≧s。 ヽ/ ! \__ /
. l:::::::::::::::::::::::ヽ////≧s。 ≧s。 /ー、 .r´ ____ ヽ、
}::::::::::::::::::::::::::ヽ////////≧s。 ≧Yニ〉//.| | `≧s。 ヽ、
|:::::::::::::::::::::::::::::ヽ////////////7 /´////| ヽ――― 、__ ≧s。 ㍉ 、 ヽ
|::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ///////// , -- 、////! |  ̄ ̄ ヽ __`ヽ、 ≧s。 ヾヽ .|:!
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ≦´ ヽ/j .! \ ヽ ≧s。 ヾヽ |:! __
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≦´ \ j \ヽ ≧s。 r、ヾ、 |:! /,=:j
ヽ \ヽ ニニ〉 |:| ㍉ |:!// .}|
| / \ヽ/ヘ ヽ / }:!
『では逆に、ヴァンダルーさんが居なくてもどの道詰んでいたアルダ派は』
『さらに追加されたヴァンダルーさんという強敵相手に』
『どう戦えば勝てるだろうか?いや、どう戦えば勝てる可能性がわずかなりともあるだろうか?』
239
名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2021/05/02(Sun) 03:53:46 ID:1260eecb
時間を与えない、くらいしかない
アグロだアグロ
240
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 04:07:12 ID:d279cd86
>>239
-==≧ 。s≦ ヽ ハ ノ ,
/ , イ´ 。s≦ j - ´ ノ
/ /,/ 。s≦ / ≦ 、
/___....≧ / 。s≦ , r ' ≧ / ./.| ヽ i
/ // /,ア´, イ´ ./ / / / j ! 、l
___/ ./ / ≧/_ , イ´/ / //ハ !. l
` ヽ ミ / / イ <´ /ぅfiミ、 / / , ィ´ V/ } | l
/ / / /〃 之::::ソヽ / / / / / | .!
´ ̄7 -==ニ7/ / ` ̄ / , イ /ィ≦斗´∧ .l
/ { ヘ、 / ィ { ´ 7fiハ/ / / /
´ ⌒ 7、ヽ ( ´ ノ ヽ 之::リ/V / ./
___z--}`┐ / ` / ィ /
,x斧´ _ ト、 |:∧ ≦ミ、、 // ./
:::::::::::::::::| ヽ /: :| /r'´.:.:.:.:.:.:.Ⅵ '´ィ´7´/
::::::::::::::::ミー∠: : | !{:. .:.:./ / /,' /
::::::::::::::::::ゝ-、レ´.} \ ヽ、 ノ _...≦-.<= ´__!/____
::::::::::::::::::::`> ┘ ヽ , ====/ ` ヽ、
:::::::::::::/ ∧ ハ、.|〉----Y====、 、 __r ェ =====}
_≦ ´ ´: :`: : : _ム´ t、 tヽヽ __r ´r ´ |
::ミ<´: : : :__ム-´ t、 {| __r´ヘ\r ´ .l
::::::::::::`ミ、r、 {| __r´ヘニr ´ へ\、 |
::::::::::::::::::::::::| _r---\ニr' ´ \ ヘ } /
::::::::::::::::::::::::ヘ--r ̄ ̄ .\ \ j | /
『だね!』
『実際、ヴァンダルーさん相手に勝機があるとすれば』
『まだ幼いうちにウィニーするしかなかった。まあそれなら勝てはしただろう。その後詰むにしても』
『だが、実際に動き出したのは、ヴァンダルーさんが成長し、脅威になったあと』
『さらに「英雄」「勇者」を育ててぶつけるという悠長な方法だった』
『コントロールとまでは言わないが、ウィニーではなく、アグロではあってもせいぜいミッドレンジって所だろう』
241
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 04:10:47 ID:d279cd86
_,r'7_,,..-‐‐''''フ
/レ'  ̄`ヽ、
/l ./ .:: ...::...::::::::::::::::::::::>
/::l| l .:.:::::;rz;r''ム-'Z:::::::::::::`、
/::::;!| l/i;::/レ 7::::::::::::::`、
/:::::;l | l、 `′ _,,r‐''´ 7:::::::::::::::r‐'
/::::::;i .| lf`i ri'´ 。l` l;r-;:::::::::::!
l:::::::;! | li_,! ー‐' ´ ,!:::::;i`’
!:::::;l | ヽ ' r'::/`′
,!r'''l |__,,.-ヽ、´ _____,,,ノ<___
_,,,,...-l:::::::l''' ̄___,,.-‐'''i'´`ヾ::r'´ / _,,)
‐'''´‐‐''''''l:::::r'''o}三,,,,,,,,,,,,,,l _,,i--i,_ / ̄
ヾ:::`i'´ | `l´:::::::::::::Y
!`'ヽ | l`ー―‐''フ`ー‐‐┐
`、:::`、 | ,! ̄''''ヾ'´  ̄`ー、 !
`、:::`、| `iヽ ,r-、 ,r''''''’
`、:::`、 l--N´`i--l'''´
`ヾゝ l___,! `ー′
『おまけに、まあこれはヴァンダルーさんが狙ってやったわけじゃないし、さすがにアルダ派のミスとも言い難いが』
『育てた英雄の半分くらいを、逆にヴァンダルーさんに奪われてしまった』
『アルダ派も認めているように、現地人視点で言えば、ヴァンダルーさんは別に邪悪なことやってるわけじゃないし、むしろ善良な部類だからね』
『魔王を倒すなど、勇者らしい行為すらしている』
『英雄に、勇者ヴァンダルーさんを討てと言っても言うこと聞くわけがない』
242
名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2021/05/02(Sun) 04:12:15 ID:1260eecb
「自分の方が育てるの上手い」と思ってたんでしょうか
243
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 04:13:09 ID:d279cd86
/| / | /!
/ | / /¨ ノ--r-z.____ <"´
| !-´ / / <"´ >
ヽ ヽ、 r´ / ≦=´ <"´ >"´
r ´`ヽ__ヽ| !/::オ__ \ ≦"´ >"´
ィ / 〉 }:::::::イ<==- __ ノ______  ̄/:::::::::::∧ >" ´
/ .f´ ! r:{ 、--- ´ . < ∠_/::へ::::::∧∠ ______
__ノイ / .l ハヽヽ≧ / ≦- ´ <:::::::::::::::::::::::}:::::∧ 。s≦|
____.} f ./ l ヽ \≦=一´ ______ヽ _`≧-':::::::::::}:::::::::::r !____
___≧__ ! .{ | ヽ、 ヽ .ト、¨゛ 、 , = 、 ト ̄::::::::::/::::::/:∧ /ヽ !
. ┌――、7 .| 、 ト、 ト、 ト、.|\| \ | (: } .i ゝ:::::::::r=== ´::::::::::∧/ / /
__! T T∠___| |≧x、 ヽヾゝリ__ zz≦リ\ | )::} ! ハ r::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-- 、!-レ'
, -===!、 ヽ ゛、 __!\ 之ハヾ ゝ ´ 之ツ ´ .リ_ /リ´::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
_____ r'" } l l 、__i、_ j、 ヽ 、__ ̄ l ` ̄ ∧ r::/ ̄\。゜:::::\____::::::::::≦´ _/
/ ニニ ュ∧__l、_!、_|:::::::| |::{`ヽ、___∧ | / / \:::::::::::::::::≦ ´ \ ./
.r t/ \:::::::::::::::::::::!__|r::\ .ト、 ` _ _ /r--、  ̄ ̄ ¨ !、 /
,」 | ̄`ヽ __r --ュミ山彡≦十 `≧r十――、t , 、_r- f ̄`ヽ \ _, "´  ̄ ̄ ヽ!_l /
..r(二) ミf´::::「__ \__/x '  ̄ ̄―――亠// ヽ ヽ ヽ:ヽ \ \ \___ , '" L_} /
弋---シ---- \__/、::/´ ! .| ! | .|::::\____X--X \ Ⅵ
 ̄ ̄ ハ_j:l--┐__ | .! j 人 .|:::::::::\ 。\。\ \ r´
}::::ヘ__ 」、___ ヽ \ 八 / /::::::::::::::::::::::::::、__r、___、 |
∧:::::::::|.|ヽニミ≦----r―`-´ \/____/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄ ̄ ̄ ̄¨!ミ !
ヽX、!|::::::::::::::::::!`  ̄7:`=´ヽ__f \___!:::::::::::::::::::::::::::::::::::、____t--、:::::::{:}::::::::::゜::::::/ム|
| | |:::::::::::::::::レ-´ー― ´::::::/、 \__r- ====┐:::::::::::::::ヘ===\ミ\、____s≦ムム.{
| X|..!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!r、 l: : :|∧____入ヽ:::::::r--| ト、_!ミミ_三三三三ムムl
|´`| |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} 」f¨-´ ノ ! | ¨ ̄ | | \三三三三__ イl
|__/! !、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ-ミ、 { /-´ `-´ f´ ̄ ̄ ̄ ̄´ .| l
|-==| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::。s≦、x l _ `―´ .| .} l
| ∨!.|::::::::::::::::::::::::::::。s≦´ i i j ヘ ! V{
`}.∧!.|:::::::::::::。s≦ ´ \ / ____ \
ヽ__ノー ´ \_ / /:::::::::::::〉 _ノ
『結局、アルダ派がどうにか用意できたのは』
『ギリギリ勇者様と言える実力まで育ったハインツと』
『ハインツによってどうにか復活したベルウッドくらいだった』
『とはいえ、どうにか最低限の準備が整ったとも言える』
『あとはこれ以上時間を与えないようにアグロするしかない!』
『そうして、アルダによって乗っ取られたアミッドが「聖戦」を布告した』
244
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 04:15:33 ID:d279cd86
>>242
『と言うよりはベルウッド信仰かな?』
『アルダ的には、かつて魔王を討ったベルウッドならばヴァンダルーさんに勝てると思っていたし、恐らくそれ以外には希望が無かったんだと思う』
『だが、ベルウッドは自らを恥じて眠りに就いていた。ハインツならば復活させられると踏んでいたし、実際復活させられたけど』
『逆に言えば、ハインツが復活するまではアルダは攻勢に出られない』
『だからその時間、ついでに英雄育成に使って、ハインツ=ベルウッドが英雄を率いて聖戦すれば勝てる!』
『くらいのガバガバプラン』
245
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 04:20:50 ID:d279cd86
||! |! |!l // /// /,/ /,//j ヽヽ ヽヽ ヽ ヽ
l|! |! |!l_ノ/ /// /ノ /ノ/ノ } ハ ',ハ ', ',
ヤrl!斗宀≪=彡ィrf七云三三ミ 、__,〟, _ _ j/ ル} }l} } !
,ィf 「/ ,' /rぅヽ<ル!レ¨Y] イ^fミY´^「` ヽ:r=!乏三辷えトル'}}! /} リ
; {{ ) } } !,j {{{ ` ー'゚一' " // ]:「´ ./ /〉ノ/ル'
| Ⅶノノ ノノ! ヾヽ、_____.ノ/ l:| / / . ///うヽミ=-
ヽ._、、メ≧─く巛| `'ー―― '´ , , ヾ:、___ノ,イ}}〉〕} }}^ヽ
/'/ '//'//⌒ヽ Y! `‐" `ー一i ト、トミ.__刀
; {{)) }ルト、. , ___ /| |/r/,.r‐く
ヤ 爪廴ノムリ ゙ヽ - ` /[|| |レ'/}Y:ハハ
ヽ.廴_从丈___彡" ::\ ,イ[||||弋{ノ}川リ;
__ / ::::::ヽ ,.イ㏍㏍ト廴廴.z彡'
/: : : : : ヽ`≧=/ニニニニニIニニ \ ,r个ー一七弍辷≦_
:\ : : : : :`ー‐ァ' | | ` ー ´ニニニニf´:/: : : : : :`ヽ
『結局のところ、ヴァンダルーさんに通用しそうな戦力は、ハインツ・ベルウッド程度』
『育てた英雄とかも、ヴァンダルーさん本体を討つほどの実力はなく、せいぜい露払いって所だ』
『となると後は「全ての戦いを勇者のためにせよ!」しかない』
『神々も、英霊も、英雄も、軍隊も』
『全部を露払いに使って、ハインツをなるべく無傷な状態でヴァンダルーさんの所に送り込むしかない』
『・・・とはいえ、アルダが用意できた捨て駒では、露払いができるかも怪しかった』
246
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 04:25:10 ID:d279cd86
ヘ γ////////////////////V/// / _ | !
ヽ ///////////////////////{/ { / -‐ / /
`ヽ_{//ム===ュ//////////////∧ ヽ、 / / / /
レ´ ヽヽ//////////////ハ_ア / / /
{ } .}//////////////////.! / ' /
. /ハ ○/ /////////////////// !/ -‐´_ -‐´
/ jヽ、z-‐'_/////////////////////../ /
イ ィλ///.l |////-z二二二 ヽ/////// / /
/:.:| | {,、`ヽ__| |/ィ=‐- 、 ァヽV///// /
. /:.:.:.! ! {三≧=チ -= _o/,-‐' __.| |//// /
/:.:.:.:.| | |三三ヲ、 ヽ  ̄´ , -‐´ }| |/// /
.:.:.:.:.:八 ヽ }ニ、 /} ヾ 、 _ _ ),イ / ノノ// /
. |:.:.:.:.:.:.:.:ヽ `i三_` __` _ ィ チ ノ, { {// /
. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\マ ̄マjVマ人/`´|,イ / jノ/ /
!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:` `ト' } ___ィ / / // /
.八:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.` ト、ノ´ ,、 ,、 /У/ ム' /
ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ}ヘ/ /ハ/ / /
\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.マ三ア ̄ / /
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ヘ:.:.:.:./ γ⌒ヽ { {
ハ:.:/ /:.:.:.:.:.:.:.:| |
『結果アルダは、同時多発テロに出た』
『封印していた魔王の魂の断片を開放し、邪神やヴィダ派の神に植え付けて解放したんだ!』
『勿論、魔王や邪神やヴィダ派の神がアルダに従う義理はないんだが』
『魔王の魂に侵食されてる状態で混乱しているから、敵味方関係なく暴れ狂うことになる』
『そいつを爆弾のようにラムダ各地に、とりわけヴァンダルーさんの支持率が高い所に送りつけて』
『戦局を混乱させたんだ!』
『そうしてヴァンダルーさんの処理能力をオーバーフローさせた隙に、懐に入り込もう、とね』
247
名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2021/05/02(Sun) 04:27:11 ID:1260eecb
アルダの目的からすりゃ本末転倒では?
また異世界から別の魔王が来るとも分からんのに何やってんだ……
248
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 04:30:38 ID:d279cd86
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: : : : : : : : /三三ニニニ㌻´大=-ミヘ V  ̄ ̄~^' 、: : : : : : : : : ∨ /
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: : : : : : {三三ニニ7 ':、′ f:i:0i} j;{ 刈、/ / \: : : : : :∨ /
: : : : : : {∨三ニニ7 、 ヽ\,乂_ノ i;! {0} }.イ 丿 \: : : : ∨ /
: : : : : : { 寸三:7 \ 、 j{ j; V / /ハ . . -:ー‐: '^冖: . ., \ : : ∨ /
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丶: : :j_:乂ィニニ八 ー _>j{ ー '^ _j_彡 ´ : /: : :/ニニ廴___: : : : : : : : : : : : `: .、 \j
ニニニニ≧s。ニニニ\ / ≧s。 -= } ___,.ィ(: ;ィ(:イニニニニニニ\- : : : : : : : : : : \
ニニニニニニニニニニニニゝ _ノヾ=-爻ニニ、〕}} `ヽニ廴ノj⌒丈_ノ⌒`^ヾハ `^ー冖¬ニ; : : \
〉ニニニニニニニニニニニ乂 ノニニニニ,.イ_j{:乂 }ニニ〔 ` `^' 、: \
ニニニニニニニニニニニニニニ入 ヘ}〉ー=彡{〔_〕}:|ニ了 `ヽ/ `' 、: ,
-=ニニニニニニニニニニニ〈 }> 冖 <//二乂__ ノ⌒ヽ \,
^'マニニニニニニニニ入 ,.イ . ⌒ヽ ヽニニニ人 }⌒ヽーf7⌒ゝ
∨ニニニニニニ乂 ノ 乂゚_ノ ノニニア `¨¨¨乂__ノーヘ丈__.ゝ
Vニニニニニニニ「 `ヽ ____,..イ、⌒´ `¨¨
}ニニニニニニ人__,ィヘ冖メノ〈{ } 〉
fコjr-、_;r ‐ォ{,癶㌻Y´⌒ゝニV}∧ /′ , . -‐:ァ
, :7^丈__jfコ__ノフニニニ乂丈,ゝ\_ル′ /: / . : : : : :/
. . :´: ;イニニニニニニニニニニニ7| \`: . . ___,ィ{_ . : : :/, . :´: : : : /
: : : : イニニニニニニニニニニニニ7 l 斗;≦∧=ニニニニニ> ..,____j乂______/: : : :/: : : : : : /
「二/ニニニニニニニニニニニイ {r≦乂_ノ =‐ '\ニニニニニニヽ > ..; : : : : : : : : : : / : : : : / : : : : /
:ニニニニニニニニニニニニニ∠__j___ Vニ=‐_゙j、ニニニニ\ニニニニニハニニニ> .:,_: : : :/: : : : : : /: : : :/
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: : : :∨ヘ `¨¨¨ ¨¨¨´ l-_-_-_-_ー=彡-_-_/: : : : : : : : : : : /
『この策は一応成功したが、無意味でもあった』
『元々ヴァンダルーさんからすれば、仇であるハインツとの一騎打ちは望む所』
『わざわざ魔王を解放してまで陽動なんかしなくても』
『ハインツが姿を現して決闘でも申し込めば、ホイホイ殴り掛かるだろう』
『実際、この聖戦の際にも、ヴァンダルーさんはわざと境界山脈に穴をあけてハインツを誘い込み』
『決戦場に導いた上で一騎打ちに持ち込んでるわけでね』
『アルダが小細工するまでもなかった』
『それに、ゲシュタルト意識であるヴァンダルーさんは』
『同時多発テロされても、問題なく対応できた』
『むしろ、魔王に立ち向かうヴァンダルーさんやその仲間の姿を見て』
『ヴァンダルーさんへの支持率が高まり、アルダの英雄からも離反者が出たくらいだ』
249
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 04:31:34 ID:d279cd86
>>247
『だねえ。もっとも』
アルダ「大丈夫!放った魔王はヴァンダルーさんがなんとかしてくれる!」
『マジにこの思考だった模様・・・』
250
名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/05/02(Sun) 04:36:27 ID:d279cd86
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. ┌――、7 .| 、 ト、 ト、 ト、.|\| \ | (: } .i ゝ:::::::::r=== ´::::::::::∧/ / /
__! T T∠___| |≧x、 ヽヾゝリ__ zz≦リ\ | )::} ! ハ r::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-- 、!-レ'
, -===!、 ヽ ゛、 __!\ 之ハヾ ゝ ´ 之ツ ´ .リ_ /リ´::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
_____ r'" } l l 、__i、_ j、 ヽ 、__ ̄ l ` ̄ ∧ r::/ ̄\。゜:::::\____::::::::::≦´ _/
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『とはいえ、ではアルダ派が全く失敗したかと言えば否だった』
『戦略的にはジリープアーで』
『戦術的には無意味に魔王を解き放ち』
『だが、戦闘レベルでは善戦したからだ!』
『ハインツにベルウッドとアルダを多重コールゴッドさせるという荒業でね』
『これで、大神2柱の出力に、ハインツの戦闘技術が加わって、どうにかヴァンダルーさんと殴りあえるレベルにはなった』
『加えて、アルダの「法の杭」を剣に付与できるようになった』