【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです82【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/04/25(Sun) 23:23:29 ID:cbff856d
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『平民にとって貴族は恐ろしい存在だ。』
『はっきり言ってしまえば平民は農奴どころか奴隷扱いで、逆らえば殺されても文句言えないのが本好き世界の法だ』
(自分の所の領民ならばとにかく、他所の領民にまでその調子なのはどうかと思うけどね)
『とはいえ、弱肉強食の法を除いて考えても、ある意味妥当な力関係ではある』
『まずもって国を支えているのは魔法貴族なわけだし』
『何だかんだで平民も貴族の恩恵を受けてるわけでね』
『農業も貴族の魔力に支えられてるし、都市部の商人・職人もギルドカードなどの魔術具の恩恵を受けている』
【本好きの下克上技術】
○血液:ユルゲンシュミットのあらゆる素材は何かしらの魔力を帯びており、平民にもわずかばかりの魔力がある。
魔力は血液に多く含まれているため、(戸籍の)登録証など平民を個人識別したり、契約魔術書など少ない魔力でも使える魔術具を平民が使う場合は、魔術具に血液を付着させて発動する。
なお、平民にも使える魔術具は、貧乏かつ赤字経営な下級貴族が作って平民の金持ち商人に高値で売ることが多い。
○魔術具
・契約魔術用セット(仮):契約魔術(後述)に用いる羊皮紙と魔力インク。
魔力が込められており、非常に高価領内用・全国用とグレードがあり、全国用の方が勿論高価。
平民が持つ契約魔術用のインクは、平民の血に含まれる微量の魔力でも反応するように、作成者の魔力を一度魔石に移し、属性や個々の色合いを除いた魔力で作られる
貴族は魔術具のペンを使って自分の魔力で書くため、インクは特に必要ない
・認証柵(仮):関係者以外の立ち入りを禁止する金属製の柵。
商業ギルドなどに設置されており、認証を受けると柵が消えて通れるようになり、中に入ってしまうと柵が復活する。
内外の音を遮断する効果もある。
・ギルドカード:ギルドの一因であることを証明する金属製のカード。
血を押しつけて光らせると魔力で個人認証され、本人以外は使えなくなる。
(銀行のキャッシュカードのような)決済機能がついており、あらかじめ商業ギルドに資金を預けておけば、
ギルドカード同士を合わせるだけで現金を介さずに商取引が行える。
・登録証:洗礼式で領民の登録をするために使う白色のメダル。
平民は血判、貴族は魔力を吸い取る魔術具を使って魔力登録をする。
住民票として機能している。また、領主に反逆した者に対する処刑の魔術や葬式にも用いられる。
貴族は登録された領地の外にいる時に処刑の魔術を受けメダル破棄されると、命は失わないがシュタープを失う。
メダルの管理は、領都の平民のは神殿、領都以外の直轄地平民のは領主の城で文官が処理し、ギーベ領の平民については儀式の場で神官が登録したメダルを徴税官がギーベの館で受け取った後、領主の城で直轄地の平民同様に管理される。
嫁入りなどで他領に引っ越す場合は、この登録証を持参して境界門(後述)での本人確認に使用する。
・救援信号を出す魔術具:赤い石とハンマーのセットで、赤い石をハンマーで叩くことで赤い光(救援信号)が花火のように上がる
使用者に魔力は必要ない。貴族の騎士団から平民の門番に預けられ、緊急時の連絡に使用させる。