【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです82【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/04/25(Sun) 22:42:55 ID:cbff856d
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『従って、貴族になった中盤以降はとにかく、初期は貧民出身だった司書殿は、本を読みたければ作るしかない!』
『無ければ作る!ローマでも同意できる良い言葉だね!』
『目指すは活版印刷で、そのために植物紙が必要で、インクも必要で、中途段階として木版(正確には紙版)の絵本とかも作っていたりする』
『逐次、必要な道具も発明しながらね』
『そして本好き殿が偉いのは、ただ地球の知識を持ち込むだけでなく』
『現地の材料も活用し、試行錯誤しているところだ』
『代表的なのが、魔木を使った紙だね』
●魔木(まぼく)
魔力を持った木のこと。実が魔石になったりする。
様々な特性を持ち、主人公はそれらの素材を材料に様々な魔力を帯びた魔紙を作り上げた。
・パルゥ:氷属性っぽい魔木。火を近づけたら溶けてなくなる。
冬の晴れ間にしか現れず、太陽の光に反応して急激に成長し、実を遠くに飛ばし消滅する。
あちこちに飛んだ実は雪と同化し、春になると種だけが土の上に残る。
このパルゥの実は、甘い蜜と油が取れるため冬の貴重な甘味となる。
『採取方法』木に登って、枝を握る。手の体温だけで、まるで氷を溶かすように、枝を溶かして採る。とても冷たくて辛い。
・トロンベ:にょきにょきと一瞬で成長する樹木。
大変固く、強い耐火性を持つため、薪ではなく貴重品を入れる家具に使われる。
成長する際、周辺の栄養を根こそぎ奪い、不毛の地にする。
『採取方法』まだ小さいうちに根こそぎ刈り取る。失敗した場合、騎士団総出で討伐するほどの危険な存在と化す。
・タウの実:水風船のような半透明の赤い実。
実はトロンベと同一品種。雌株と雄株があり、雌株の場合はタウの木、雄株の場合はトロンベに成長する。
本来は数年地中の中で魔力蓄えてから発芽するが、魔力を直接与えることで一瞬でトロンベとして発芽する。
・グミモーカ:グミやゴムのようなグニャグニャした感触の魔木。
グニャグニャした部分が触手のように揺れ、また触手の先端に痺れを与える毒針も生えているため、木クラゲなどと呼ばれることもある。
・アイゼ:外見は不明。風属性を持つ油が採れる。
・クルアイゼ:外見は不明。アイゼの上位種。上質の油が採れる。
・リュエル葉が茂っておらず、つるりとして金属めいた質感の木の枝に白木蓮のような花が数十ほど。
満月の夜に枝の上に立つように花が咲き、実がなる。
シュツェーリアの夜が最も魔力を溜めると言われており、花から甘い香りを出す。
・ライレーネ:薄いピンクの花が咲く。一見しただけならば、睡蓮の花にしか見えない。
女神の愛した花と言われている。夜の間は花が閉じ、ゆっくりと蜜を蓄える。この蜜が素材。
夜明けと共に花が開く。
・ズィーロレ:ダンケルフェルガーの神話の零れ話本に記載されている魔木。
フリュートレーネの水浴びによって枝を伸ばし、白い花の花びらが、強い癒しの力のある緑の滴となって落ちる。
ライレーネとの関連が疑われるがライレーネが薄いピンクの花でズィーロレが白い花という違いがある。
・ナンセーブ:大人の膝程の高さもないような低木の魔木。根を足のように動かして、のそのそと移動している。
ナンセーブ紙の原材料。
・エイフォン木の洞のような穴がある木。歌う木。ロックっぽい、熱い叫び。エイフォン紙の原材料。
・ブレンリュース:金色に輝く木。土地の属性の関係で滅多に見られない。素材であるブレンリュースの実が採れる
・タイガネーメ:いつくも実が生った樹木。この実を魔獣に食べさせると、魔獣が実に籠った魔力で強大化する。一つの属性しか魔力を受け付けない。高品質の魔石を得たいときに魔獣を強化することでより強力な魔石を得るために利用される。
・ネガローシ:白と赤の斑の実。
目に入ると涙が止まらず、鼻から吸い込むと鼻の奥が痛んで鼻水が出てきて、口から吸い込むと喉の奥がヒリヒリと痛み、人によっては熱が出たり、手足が痺れたりする。粉塵煙幕の魔術具の中身に使用された。