429  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2021/04/22(Thu) 01:35:29 ID:aba3a7fc
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○転移門：巨大な結界覆われた箱庭であるユルゲンシュミット王国だが、内部だけで完結させようとすれば枯渇してしまうものもある。例えば海は、転移門を完全に閉じてしまうと徐々に失われて行ってしまう。
これらを補うために『どこか』につながるよう神々が設置したものが転移門らしい。
外国との行き来は本来的な理由ではない。

ただし、神々的には魔力保持者の保護も目的の一つに入っているため、転移門の向こう側に居る魔力保持者に対しても、ユルゲンシュミット王国の魔法貴族と同様に加護を与えようとする。


『魔法王国は「白い砂漠」の中に築かれた箱庭で、本来外国の概念はない』

『だが、転移門が異世界かどこかに繋がってるらしく、そこから外国と交流がある』

『と言っても、神々的には別に国家間の交流を促すために用意したものじゃない』

『箱庭の中では枯渇していってしまう物資（海など）を他所から引っ張るための輸送路として用意したようだね』

『ローマの宇宙船に、黒曜石の門を設置していたようなものかな？』


『ただ、副次的にであれ人の行き来が起こってしまうならば起こってしまうで、神々としては利用する気満々らしい』

『そもそも、魔法王国自体、どこかの異世界で苦しんでいた魔力持ちを保護するために作られた箱庭だから』

『転移門の先に居る外国人であろうとも、魔力保持者ならば保護しようとする』