427  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2021/04/22(Thu) 01:28:47 ID:aba3a7fc

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○魔法の呪文／祝福の祝詞

元々神々が魔力保持者に教えた魔力の使い方が「祝福」。祝福を用いるためには神への感謝の言葉を述べる「祝詞」を唱える事が必要だった。

戦闘時などに長々と「祝詞」を唱えるのを嫌がった魔法貴族たちが、なるべく短い言葉で効果を得られるように簡単化したものが「魔法」の「呪文」
なお、それまで存在しなかった呪文を新しく生み出した場合、生み出したときの発言が呪文になる模様。


『本好き世界の魔法は、本来「神聖魔法」で、神々への祝詞で発動するものだった』

『実際、作中でも主人公が、聖職者らしい応援程度のつもりで祝詞を口にしたら』

『本当に神聖魔法が発動してしまってびっくりするシーンがある』

『あれがむしろ本来の形での魔法なんだろう』


『とはいえ、祝詞はかなり長々しく仰々しい。罰当たりで恩知らず発想だが、戦闘時とかでは短縮したいってのが魔法使いの本音だろう』

『そのために祝詞を簡略化・短縮したのが、魔法貴族が今日使っている「呪文」なのさ』

『うん、この辺の罰当たりっぷりを見ても、最高司祭が偽王に堕落した光景が見て取れるようだね』

『神々から与えられた祝福を、腐敗した貴族が私物化しているわけだ』