421  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2021/04/22(Thu) 00:40:14 ID:aba3a7fc
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○王（ツェント）
神々的には、『神々への祈りと試練を乗り越え、直接英知の書「グルトリスハイト」をコピーさせてもらった魔法使い』こそが王（ツェント）
元々中央神殿長こそが王であったため、結界の中心は王城ではなく、中央神殿内に存在する。

人間的には、代々の王族の中で英知の書（の劣化コピー魔術具）を手に入れたものが王だと思っている。
偽英知の書は奪われることを避けるため、持ち主が死ぬと、王族しか入れない結界内の部屋に転移するシステムが組み込まれている。


『では、領主を任命する王とは何者か？』

『究極的には、領主は礎の間の魔石を染める魔力さえあれば誰でも成れるわけだが』

『魔法王国という箱庭全体を維持する王については、本来特別な資格が居るらしい』

『それは『神々への祈りと試練を乗り越え、直接英知の書「グルトリスハイト」をコピーさせてもらうこと』であり』

『本来血筋は関係ない実力主義的なものだ』

『世襲的なニュアンスがある「王」と言うよりは、「最高司祭」とか呼んだ方が近いかもしれないね』



『では問題。そうして実力で手にした王（最高司祭）は、実力ある赤の他人に素直に玉座を禅譲するかな？』

『それとも、どうにかして自分の地位を我が子に継がせたいと思うかな？』