【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです81【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/04/07(Wed) 23:12:25 ID:f32f362a
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『なお大転墜の前後、つまり神の交代を予行演習している時期には、こんなことが起きる』
1:勇者:白の者の祈りを受け取り、祈りを叶える勇者様が誕生する。
2:神剣:生死を問わず今まで生じた白の祈りを集積しブッパする神剣が歴史の表舞台に立ち、勇者の武器となる。
3:白陣営が勇者と神剣の力でパワーアップして、白と黒の勢力図が逆転し、七柱の魔王が倒れていく。
4:ナダレの召喚:6柱の魔王が倒されると、最後の魔王ナダレが自分の居城にメインプレイヤー(基本的に勇者)を召喚し、ナダレが討たれる。
5:大転墜:ナダレの死と同時に、白い生物は全員黒に転墜し、黒い生物は全員白に転墜して、昨日までの敵味方や善悪感や価値観をぶっ壊されて大混乱になる。
6:次のナダレが選出される。黒白があっさり入れ替わる世界で、「ナダレは黒」「神剣は白」という部分だけは不変であり、ナダレと神剣が協力強制する形で、次の善悪ゲームが始まる。
言い換えると、黒というのは「ナダレの手駒」、白というのは「神剣の手駒」程度の意味合いで、大転墜もナダレと神剣の手駒の入れ替え程度でしかない。
7:混沌:転墜による混乱もあり、「私こそが善だ!」「俺こそが悪だ!」と各人勝手な善悪観を掲げて殺し合いが始まる。
なおこの善悪観自体は神は特に支配しておらず、各人勝手に自由に定義する。
8:善悪固定:大転墜が起こる前を覚えてる連中は、勝利しても転墜が起きてまた殺し合いという世の虚しさに耐えきれなくなり、あるいは善悪論争に熱中して、殺し合って死ぬ。
生き残るのは、何も考えてない馬鹿か、前時代を忘れてしまった連中のみで、
その中から一番の有力者の善悪観が、そのまま後世の白の標準的善悪観、黒の標準的善悪観になる。
この際、黒白どっちが善でどっちが悪かも入れ替わる。
『こうしたことから、黒白以上に善悪の定義はあやふやだ』
『黒が善の時代もあれば、大転墜で黒が悪になる時代もある』
『白が善の時代もあれば、大転墜で白が悪になる時代もある』
『そして善悪の内容も流転する』
『別に神が善悪を定義してるわけですらなく、』
『混沌の時代を生き残った有力者の善悪観を皆に押し付けてるだけだからね』