【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです79【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/03/19(Fri) 22:49:44 ID:bbb40a15
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『とはいえ、「機動戦」の理想が実現できる砲兵でも』
『それはあくまで「砲弾の数」が十分揃ってる場合に限られる』
『いくら機動戦をやっても、砲弾以上の数の敵は倒しようがない』
『そして、砲弾を生産・輸送・集積するにも限度があった』
『本当に物凄く莫大な砲弾が必要になったからね』
『その理由の一部としては、命中精度が低かったことが挙げられる』
『遠くの、目視もできない地平線の向こうの敵を狙うんだから』
『いくら着弾観測を頑張るとは言っても、大雑把に「榴弾の爆発に巻き込む」というのがせいぜいで』
『直接照準で直撃を狙えるほどではなかった』
『命中精度の不足は数を増やして対応するしかない』
『総じて、砲兵が何でもできるからといって、何でもやらせすぎて砲兵の負担が増え過ぎ』
『また砲兵を支える兵站への負担が増え過ぎたのが世界大戦だった』
『こうなると、直接的な戦闘よりはむしろ、砲弾の生産・輸送・集積という兵站次元の話がメインになるから』
『世界大戦はゆっくりした進捗にならざるを得なかったわけだ』