【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです76【R-18】【技術開発】

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59  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2021/02/12(Fri) 00:28:24 ID:fbdefa04
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『主人公殿は、以下のような戦訓を得て5週目に向かった』

『スパイ対策程度の情報戦がようやっと終わり』

『特に隠密性を重視した陣地構築の次元になってきたわけだ』


『13番を見れば、アルメニアが直線塹壕を掘っていた時、なんであんだけ軍オタから馬鹿にされたか、お分かり頂けるかな?』






11. 小さい孤立した陣地(post)と積極的な敵の場合は、側面、背面というのは一切無い。言い換えれば全周が正面である。

12. 背面を突かれる可能性に留意せよ。
守備を配置し措置するときは、塹壕正面の敵を撃っているときに敵の一部が背後から忍び寄って撃ってこれないようにすること。

13. 縦射される可能性に留意せよ。側面から縦射されると酷いことになり、両側面からされると一層酷いことになる。

また小銃射撃により縦射されないように措置した場合でも、長距離からの砲やポムポム砲(pompom fire)といった手段に対しては開けっぴろげになっていることがある。

どこからも縦射されないような直線塹壕はほぼ無い、敵がそこへ到達できればであるが。

ときには延長線上に、到達して撃ち下ろせないところに塹壕を掘ることで避けられることもある。

あるいは塹壕をジグザグに掘り、直線としないことで、或いは塹壕に土橋(traverses)を設けることで、或いは二、三名ごとに別壕を掘るのも良い。

14. 見渡せず保持することもできない高所の近くに塹壕を設けてはならない。

15. 囲いの中の羊のように、小さな塹壕に兵を全て集めてはならない。広い余地を与えよ。

16. 既に導いたように、視界から身を隠す隠蔽のほうが、弾を防ぐ掩蔽よりも勝ることがしばしばである。

隠蔽されていない塹壕からの近距離射撃(close shooting)については、天蓋のある銃眼が有利である。

これは銃弾を防ぎ胸墻の上に目立つように置いてはならない、つまり敵火を引き付けるところでないこと。

さもないと銃眼がないときよりも遥かに危険となる。

17. 敵を奇襲するのは非常に有利である。

18. 奇襲の利を得んと欲するならば、陣地を隠蔽せよ。

昇進のためには陣地を見せびらかすのが良いかもしれないが、防御のためには異なる。

19. 隠蔽やその他陣地について検査(test)するときは、敵の視点から見ること。