【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです71【R-18】【技術開発】

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273  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2020/12/30(Wed) 02:08:52 ID:10324dbb

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古今東西、聖職者は冒険者とある意味同じく、食い詰め者の流刑地となっている面があった。

宗教共同体は、布教のためにニュービーを歓迎する傾向が強かったし、

教義や儀礼プロトコルを順守すれば、コミュ障や貧乏人でも一応コミュニケーションを成立させて、同盟者を得ることが可能だった。

とりわけ、聖職者は神に仕えることが仕事とされたため、

通常の労働から解放され、その分平信者からの寄付で食っていくことが許されていた。

また、しばしば世襲身分制を無視して、「実力(何の?)」による出世が出来たという面もある。

暗黒の中世においては、聖職者は停滞の守り手であると同時に、

古代知識の伝承や自然哲学を行う有閑知識人階級でもあったのである。

あと、貴族の次男三男の受け入れ先とか、嫁入り先の無い貴族令嬢の生活場所とかでもあった。


・・・それなりに売れていて、弾圧とかされていない宗教であれば。