【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです66【R-18】【技術開発】

レス数:1000 サイズ:846.35 KiB 最終更新日:2020-11-20 20:51:52

58  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2020/11/12(Thu) 15:15:04 ID:224e9068
通貨の信用とはすなわち「この通貨は使える」ということ
偽札が流通して困るのは「手元のこれは偽札かもしれない」という疑念を抱かせてしまうこと
それは「手物のこれは偽札で使えないかもしれない」という疑念に変化してしまうが故に困るのだ

これ自体の対策は「偽札を本札と交換する」とすること
要するに「偽札製造は禁止だが、偽札所持はOK」としてしまう
ちなみにこれによるハイパーインフレは起こり得ない
ハイパーインフレを起こすには「一日で流通量の二倍の金額を刷る、ということを数か月続ける」
みたいなことをしないといけない。高額紙幣の額に上限がある状態でそんなことができる国はローマくらいだ

ただし「金と交換できねーじゃん!」あるいは「偽札のせいで資源が持ってかれる…!」みたいなことは起こり得る
これに対しては

「量産できる偽札検知器」で「出来の悪い偽札」を排除することで「偽札製造のハードル」を上げる
「偽札製造は違法」とすることで「国内に偽札製造所があればしょっ引ける」
「関所では量産性度外視の偽札検知器を使う」ことで「国外からの偽札」は排除
「裕福層から税を取り立てる」「脱税は国外追放」「一般市民は全く困らない交換上限」でダメージコントロールしつつ「一般市民からの信用」は確保する

という複合対策で対処する

以上を「偽札の合法化」として技術提案致します