934  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2020/10/26(Mon) 22:32:36 ID:a1e8411c
　　　　　　　　　　　 -‐=ミ､　　　　　 　 　 　 　 jI斗 ‐┓
　　　　　　　　／　　 　 　 V,　 　 　 r‐--‐=ｧ'´=ﾆﾆﾆ=|[
　　　　　　xｧ'　　　　 　 　 i}.} ___　　l|ニﾆ=/=ﾆﾆﾆﾆﾆ=|[
　　　　　〃　　　　　　＞''"}ﾉ...........｀`丶､={_r‐-=ミﾆﾆ=l[___
　　　　 ∥　　　___ ／..........'′......................＼廴..........｀`寸ニ|[
　　　　 j′ .／........｀`................................`､........ヾ廴..............ﾟ,‐┴=ｧ
　 　 　 　 ,........x..........................................､...`､....､...`,廴...........}lﾆ／
　　　　　/...／/.......,............. `､.....`,.........ﾟ,.....`､..ﾟ:, ..Vｿ........ﾉﾞ/
.　　　　/. 'ﾞ　,'......./...........ﾟ,.......ﾟ,......ﾟ,.. ..i..}l.......`, .}....ii.........,∨
　　　 /'´　　 .......'....r‐‐┐........ﾟ,斗f七Iﾉ~i......}ﾚ'.....lｌ........{
.　　　　　　 ｉ{......l{rくヽ「...ｉ{.. .....}ﾚ斗ャ=ミ!.....;.... ..,'lｌ........{
　　　　　　 八..「｀`く r ､从.......}　 ﾉ 爪　}.../i...../ lｌ........{
.　　　　　　 　 'l　＾¨/　芹ミ､...}　乂 ツ　ﾚ' .lィﾞ　　........ﾟ,
　　　　　　　　 l　　　 从 炒 } }　　 ""　 l.....ｌ　　　ﾟ,........∨
　　　　　　　　ﾉ　　 ｨi{小"" ,.., っ　　　,. l.....lﾕﾆ==ミ .......∨
.　　　　　　 , ﾞ　　/´l......,'个//　 __　イ 斗....;　 　 　 ∨ ....∨
..　　　　　, ﾞ　 　 '　 l.../　l//ﾆ=-‐r‐ﾑ　 .../　　 　 　 ∨.......､
　　　　 , ﾞ　 　 /　　j '／/'^___jI斗Lﾉ　V./　　　　　＼ }＼......＼
.　　　　　　　 /=-‐√i　 「:::::／:/:::::ﾟ, .//{　　　　　　　ヽ 　ヽ..... `､
　　　　　　　 '　　　{ﾆ{　,ﾊrく__/⌒Lﾉ,' ' 　､　　　　　　 ﾉ　　 `､......`,
.　　 　 ‐-　　 -,‐,=辷Ｖ　　r'ﾞ　　 　 {{　　＼__ 　- ミィﾞ　 　 　 `,.......
.　　　 　 　 　 /./　　〈　　0{　　　 　 ﾟ,　 　 j{ﾆ==ﾆ/　　　　　　 l}......}
　　　　 　 　 /./ 　 　 辷ﾆ二ﾆ=- 　 _　 ／ ｉ　　　'　 　 　 　 　 l}... ﾉ
. 　 　 　 　 /./　　　　{｛￣[]￣｝ﾆニﾆミ'　　|　　　　　　　 　 　 ﾉ'´
.　　　　　 /.,.'　　　　/ﾆ≧己≦｀`丶､,ﾞ　　 .| 　　 i　　　　　 　'゜
.　　　　 ,.' 'ﾞ 　 　 r 'ﾞﾆｉﾆﾆXﾆﾆ{ニﾆﾆ＼ 　 | 　　 l　　　　　 ,′
.　　　 ,:'　　　　　 lニﾆｌﾆﾆXﾆ=‘,ニニﾆ=＼.| 　　 l　　 　 　 {
　　　　　　　　 　 ;-ﾆ=ｌニニニﾆ‘,ニニニニ|　 　 l　　　　　 ﾟ,
　　　 　 　 　 　 /-ﾆﾆlニニニﾆ=‘,ニニニ=| 　　 l｀`～､、
　 　 　 　 　 　 -=ﾆニ{ニニニニﾆ‘,二ニニ|　 　 ｌニニニ`丶､‐-　　 _
　　　 　 　 　 /{ニﾆニﾟ,ニニニﾆﾆ=‘,二ニ=|　 　 l二二ニニニ＼ニニニﾆ=-
.　　 　 　 　 /={ニニニ`,-ニニニﾆ=‘,ニﾆ=|　 　 lニニニニニﾆﾆ＼ニニニﾆ
　　　 　 　 /=={ニニニ=`､二ニニﾆﾆ‘,二ﾆ|　 　 lニニニニニニニ=＼ニニﾆ

後は「冒険者自身の武力」か。

平時では軍事費がかかるどころか、グルメ食材やらを生産し自給自足してくれる「生産者」であり、

有事には強大な軍事力と化す「最精鋭の屯田兵」だったからこそ、

管理局諸国は冒険者という胡散臭いシステムを受け入れたわけである。

（→そして争奪戦へ。冒険者になると国民国家意識が薄くなるのが各国の誤算であり、同時にチャンスでもあった）


これはこれで勿論重要であったが、冒険者最強の「マスター」を除けば、

大部分の冒険者は「少数精鋭」であり、防衛戦にあまり向いていないのがネックであった。

そして数少ないSランク冒険者を巡って、貴族が政略結婚で迎えるレベルで争奪戦が起こっていたわけである。