【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです62【R-18】【技術開発】

レス数:1000 サイズ:887.7 KiB 最終更新日:2020-10-04 23:44:53

308  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2020/09/27(Sun) 23:21:29 ID:044d86d0
                   首都
                   高速戦車






               高速戦車←━━┓
塹壕塹壕塹壕塹壕塹壕塹壕(突破口)高速戦車 (突破口)塹壕塹壕塹壕塹壕塹壕塹壕塹壕塹壕



『電撃戦を教科書的に表現するならば』

1:火力で塹壕線に隙をねじ込み、高速戦車で隙を突いて塹壕を突破。

2:そのまま敵首都まで進撃したり、塹壕の後ろに回り込んで包囲殲滅したりする。

3:包囲殲滅するにせよ首都直撃にするにせよ機動力が必要で、「だから電撃戦では機動力を重視した軽戦車を採用した」

『という説明になるだろうが・・・実際には別に首都占領を狙って軽戦車を採用したわけではない』

0:工業力が足りないので、軽戦車しか作れなかった。

1:火力で塹壕線に隙をねじ込み、高速戦車で隙を突いて塹壕を突破。(←一応ここまでは予定通り)

2:現場指揮官が暴走し、【たまたま手元にあった軽戦車の機動力を利用して】首都まで勝手に進撃した。

『ってのが実態だったらしい』

『軍上層部が決めたドクトリンってよりは現場指揮官の暴走。たまたま現場指揮官好みの「軽戦車」という玩具が(工業力の不足で)手元にあったから電撃戦になっただけ』

『電撃戦を理論的に実行している者が居たとしても、それはこの現場指揮官だけだろう』

『そして彼が主導して「電撃戦」の準備を整えたというわけでもない。たまたま工業力不足による軽戦車が、彼のドクトリンに合致していただけだ』

『それに、彼がハンニバルのような偉大な戦術家であったかは微妙な所だ。電撃戦には色々弱点があったからね。たまたま暴走してうまく行ってしまっただけのお調子者かもしれない。』

『だから少なくとも、きちんと理論化され、準備を整えて実行された素晴らしい戦術ってわけじゃない』

『いろんな偶然で偶々うまく行っただけだ』