138  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2020/09/13(Sun) 01:49:05 ID:38b9aa22

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【黒青白：未来支配派閥】 レベル250
【黒青緑：螺旋進化派閥】 レベル250

未来支配にせよ螺旋進化にせよ、元々悠久視点の持ち主たちの派閥である。

彼らは呼吸をするように当たり前に、数百年数千年のスパンで物事を判断する。

佐々木王はやる夫との【永遠】の蜜月を大真面目に本気で実現しようとしているし、

ヴァンダルーさんは仇が大人しくしてくれるならば数百年でも死ぬまで待てば殺すまでもないと考える。

故に、悠久存在は彼らにとっての常態常識に過ぎず、故に特にアセンションはない。

あるいは他の派閥の者たちが、未来支配や螺旋進化の悠久視点に目覚めるのが神祖文明アセンション、と言うべきか。


本来、システムユグドラシルで永遠の命を持つローマ人にとっては、こうした悠久視点こそが王道なのだが、

あいにくと肉体は不死でも魂まではそうもいかない。

佐々木王も魂が死にかけ自壊衝動が発生した「我が子」を強いてまで引き留めようとはしていなかったため、

ローマ人は不死でありながら実質的には定命と大差が無かったのだ。

だから定命的派閥も多く、悠久系派閥は本来王道であるはずなのに絶対的多数派には成り得なかった。



だが今や神祖文明化により、ローマ人は魂の自壊衝動を魂の補填とかではなく純粋な成長で乗り越え、真なる不死に近づきつつある。

ある意味、ローマ人が佐々木王に近づいた、とも言える。