◆4DcjBzfbZ6 のAA作成・短編・その他諸々

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79  名前:◆4DcjBzfbZ6[sage] 投稿日:2020/08/10(Mon) 22:02:29 ID:b6f3f8c8

【いただいたプロット公開】


仮タイトル:生巡アンティキティラへの考察(変更も可能)


【起】
効率化が進んだ工業社会の中、
どうしてもまわりと波長を合わせられずに
失敗と躓き、戸惑いだらけの主人公。
近隣の人々はおろか両親にまで見捨てられる日々であった。

(無機質に罵倒もあり?)


【承】
「どうしてこうも上手くいかないのか。」
その理由を考え始め物思いにふけていると
両親は小言を投げかけてくる。

(スケジュールや予定がどうのとか?)

鬱憤が爆発した主人公は両親に掴み掛かるまでもの
喧嘩に発展し、遂には両親を強く床へと打ち付けてしまう。
ピクリとも動かなくなった両親からは
赤黒い血液と共に青く錆びた歯車が落ちていた。


【転】
この歯車こそ自分以外の人間が優れていた証では。
いや違う、自分以外の人間が自分を虚仮にする免罪符だったのではないか?
そう考えた主人公は効率やマニュアルから並外れた行動にて
狡賢く歯車の恩恵を受けた人間を殺しながら
町中央の工場兼市役所を目指す。


【結】
工場の奥に合ったのは巨大で、革新的な歯車だった。
主人公は効率などなにもなく、一心不乱に暴れるように歯車を壊す。
歯車が壊れると大量の赤黒いオイルが零れ落ちた。
歯車の終焉とともに命が潰えた
町民全員の血液がオイルと混じり溶ける中、
実に"人らしい"表情で狂い笑う主人公が其処に立っていた。