【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです57【R-18】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2020/07/24(Fri) 04:08:18 ID:fbd01d26
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女子供すら戦場にぶち込む狂気は、
しかしだからこそ不効率を徹底排除した合理性に彩られていた。
無能にかけるリソースはなく、また有能な人間を遊ばせておく「余裕」もないのだ。
だから狂気の末期戦は、しかしある種の公平公正な実力主義を実現していた。
とりわけ、戦術器のパイロット、「衛士」は貴重な才能である。
エル君にロボット適正があるならば、身分がどうだろうが衛士にしないという「余裕」は無かった。
・・・最も、それが実力を評価して報いた、と言えるかは微妙なところだ。
衛士は希少だが、それは才能の希少さ以上に、死傷率の高さもある。
とりわけ初陣、とりわけ「死の8分」での死亡率の高さが。
それに、如何に才能があろうとも、新兵に強力な兵器をまわす余裕もまたない。
大体撃震のような型落ち品が回ってくるのが常であった。