【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです52【R-18】

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626  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2020/06/02(Tue) 19:57:01 ID:8dec53d6
           , ヘへミl
        /田 、 メ \
      <ヾニニニノ>∥       - - ――
        ノリ)▼-゚ノリ 》―           ∋――→
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遺伝子は利己主義者だが、それは別に助け合いがないということではない。

人は一人じゃ生きられない・・・あるいは生きることはできたにしても繁殖には異性が必要であるから、

どんな自己中な人間でも狩猟部族に対しては(表向き)忠実でなければならぬ。

「悪人」は狩猟部族から処刑されたり追放されたりするのだから。追放で済んでも異性が手に入らなければ遺伝子は死ぬ。

だから狩猟部族は平等主義で、ある種の福祉・共産主義さえ存在する。

例えば狩りの獲物は私有物ではなく、部族内で平等分配されるのが基本だ。

もし仮に独り占めをもくろめば、「悪人」として追放・処刑の憂き目にあうことになる。

また、飢えて居る者に獲物を分け与えれば、当然に「恩」を売れて、後々「お返し」してもらえる可能性も高くなる。

いずれにせよ、狩猟部族内では(表向き)平等分配・助け合いこそが合理的なのだ。

(勿論、裏で出し抜いて独占を目論見もするが)


もしこれを仮に「国民国家」規模まで拡大できたとすれば?

あるいは狩猟部族を国家規模に拡大したものが「国民国家」だとすれば?